13名の個性あふれる力作 輪絵(若い)画会展


wakaigaten.jpg 第5回輪絵(若い)画会展が、4月8日(水)から12日(日)まで、市立小樽美術館(色内1)1階多目的ギャラリーで始まり、会員13名の水彩・油彩・パステル画の新作42点を展示している。
 昨年1月に亡くなった古屋五男氏が主催する絵画教室に通うメンバーの作品を発表する輪絵(若い)画会展は、昨年7月に古屋ギャラリーで最後の絵画展を開き、同ギャラリーは幕を閉じた。今年度から、美術館に開催場所を変更して開かれた。
 輪絵(若い)画会の「輪」は、お互い助け合い、励まし合う仲間、「若い」は、若い気持ちを持ち続けることを意味して、古屋氏が名づけた。
wakaigaten1.jpg その教室のメンバー15人ほどが、杜のひろば(稲穂2・小樽市産業会館1階)に場所を移し、桑原正憲さんが代表となり、毎週火曜日15:00から16:30まで、和気あいあいと作品づくりに励んいる。
 教室では、主に、花や果物などの静物を描き、写生へ出かけたり、その他に描きたい画題は自宅で描いている。その中から、それぞれの自慢の力作を出展している。
 桑原代表は、「以前より、自由にのびのびと描かれ、それぞれに自分の絵を描いた作品が多く、成長が見られる。会も明るく楽しく集い、それが絵にも反映している。待望の美術館での開催となり、ぜひ見てもらいたい」と話した。
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 桑原さんは、今年の干支の羊や、以前、仕事で関わっていた豚を、実物大で生き生きと100号の大作に描き、印象深い作品を数々発表している。
 会のメンバーらは、「みんなで描いた静物画や思い出の場所の風景画などを展示している。いろいろな人を誘って気楽に見に来てもらいたい」とPRした。
 第5回輪絵(若い)画会展 4月8日(水)〜12日(日)10:00〜17:00(最終日15:00)
 市立小樽美術館(色内1)1階多目的ギャラリー 入場無料
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