"おたるマリン広場" 名付け親を表彰


nishikawa1.jpg 小樽地方合同庁舎向いにある小樽港第3号ふ頭多目的広場(港町5)の愛称が、「おたるマリン広場」に決定し、4月7日(火)10:00から、市役所(花園2)本館2階市長室で、表彰式が開かれた。
 名付け親の市内塩谷在住の主婦・西川幸子さん(71)は夫とともに訪れ、中松義治市長から賞状が手渡された。「なにげなく応募し、選ばれるとは夢にも思っていなかった」と喜びもひとしおの様子。
 2月に募集をしたところ、98名の199作品が集まり、その中から同愛称に決定した。4月1日からすでに使用され、同広場には、愛称名が入った看板を設置し、ホームページでも紹介している。
 市長は、選ばれた愛称について「分かりやすい名前で、小樽の名を入れ、私も素敵な名前だと思う」と感謝した。
nishikawa2.jpg 西川さんは、以前に中央バス所有のおたる散策バス「ろまん号」の名付け親でもある。応募の動機については、募集の記事を見て、子ども達が小学生の頃から雑誌などに応募していたの思い出し、考えてみたそうだ。
 「同会場で、潮まつりで売店の手伝いをしたことがあり、せっかく4,500㎡もの土地の利用価値が失われないよう愛称により集う機会が多くなるような名前を考え、小樽は海との関わりがあり、海をマリンとして親しみやすい愛称をつけた。今後は、季節に合わせていろいろな催しを開催し、海産物・加工品などの小規模な販売を行うなど、誰でもふれあえるような催しを開催してもらいたい」と話した。
 小樽市産業港湾部港湾室担当者は、「絞り込むのに苦労した。潮まつり会場でもあり、潮がつく名前も検討したが、ひらがなのおたるが柔らかい印象を受ける」と話した。
 愛称決定