避難者の会へ支援金贈呈 あんかけ親衛隊


 小樽あんかけ焼きそば親衛隊は、小樽在住の東日本大震災避難者で設立された「小樽3.11避難者の会」(小松雅美代表)へ、活動支援金を寄贈した。
 同親衛隊前身の「小樽あんかけ焼きそばPR委員会」加盟店が、東日本大震災直後から、店頭に募金箱を設置するとともに、避難者を集めクリスマスパーティを開くなど支援活動を続けてきた。今年度は、昨年度に引き続き、小樽在住の東日本大震災の避難者が集まる会の活動を支援するために寄贈を行った。
AKYkifu.jpg その贈呈式が、3月16日(月)16:00から、市役所(花園2)別館4階第3委員会室で、同親衛隊・江頭進会長・坂田理隊長・協力店主会メンバーと事務局員、小松代表が出席して開かれた。
 同親衛隊協力店主会を代表して、澤田寛さん(五十番菜館店主)から、小松代表に活動資金が手渡された。
 今回の寄贈金は、同親衛隊有志からの20,000円、親衛隊協力店の五十番菜館・桂苑・龍鳳の3店舗に設置した募金箱の43,534円の合計63,534円となった。龍鳳の「幸せの黄色いあんかけ焼きそば」1皿ごとの50円や、料理教室での会費の一部も合わせて寄贈された。
 代表の小松さん自身も、2012年に子ども2人を連れて小樽へ移住し、夫は山形県で離れて暮らしている。「昨年に続き大変ありがたい。まだ、募金をしてくれる人がいることにびっくりしている。子どもの教育費の負担も大きく、避難者の子ども達のために使う予定。学習会などを開きたい」と話した。
 坂田隊長は、「震災から4年が経ち、風化させないためにも、募金箱があれば忘れることもない。できる限り継続していきたい」と話した。
 小樽あんかけ焼きそば親衛隊HP