植物標本を展示! 小樽野草愛好会 (2015/03/03)

 botanicalsample1.jpg 市内の植相調査を行うボランティア団体「小樽野草愛好会」(北原武会長)は、会員らが草木を採集し標本にした「植物標本展示会」を、3月2日(月)から8日(日)まで、長崎屋小樽店(稲穂2)1階公共プラザで開催している。買い物客らは、足を止めて見入っていた。


 同会は、2001(平成13)年に、市内近郊山林の植相調査を主な目的に設立。現在、60~80代の男女31名が会員。市内を5ヶ所に区分し、草木を採集に出かけ標本を作成している。地域の植物基礎資料として、約3,000点を小樽市総合博物館に寄贈し、貴重な資料となっている。

 今回の展示会は、張碓川・銭函川流域・大浜海岸等の小樽東部地区へ会員らが出かけ、約2年がかりで約700種類を採集して標本にした中から126点と、採集前の草木の写真を添えて展示している。

 出展品種名簿を作成し、科名・種名・採集地・採集年月日・姿(花・蕾・種子・葉のみを記号で)と、レッドリスト(絶滅の恐れのある植物)か、ブルーリスト(外来種等増え過ぎて迷惑な植物)を調査している。







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 昨年までは、テーマを決めて山菜系や蘭などを展示していたが、今年は、全種類を展示した。

 会員らは、月3回集まり、山や海辺・川周辺へ出かけ、草木を採集する。それを、各自持ち帰り、新聞紙に広げて、百科辞典などで重して乾燥させ、新聞紙を取り替えながら、半年後に標本が完成する。その間、カビないように傷めないように、和紙を挟んだり、厚みのある花と茎も均等に乾燥させるよう工夫している。

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 あまり見られない、アカバナ科の「オオマツヨイグサ」やメギ科の「ナンブソウ」、
ホップになる「カラハナソウ」、ニセアカシアと呼ばれる「ハリエンジュ」、雲がたなびくような「ハクウンボク」などを展示している。銭函海岸沿いに群生するカシワは、マイマイガの幼虫が発生し大変だったという。

 草木の名前に詳しい会員の女性は、「草木の魅力は、生えている場所へ行くごとに、成長が楽しめる。どれも、蕾・花・種が違い、この会で活動をするうちに、違いが分かるようになった。ルリミノウシコロシは、秋に瑠璃色の実をつけるのも綺麗」と話した。

 3月2日から8日までの開催期間中は、会員が、10:00から16:00まで常駐し、来場者の質問に対応してくれる。最終日は15:00まで、入場無料。

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