お雛様と歴史のコラボ "雛めぐりさんぽ"


hinameguri1.jpg 小樽の歴史が香る様々な雛人形を訪ねる「北の雅 おたる雛めぐり」の季節がやってきた。
 今年は、2月21日(土)から3月8日(日)まで、市内46ヶ所で雛人形を展示公開し、多くの人々を楽しませる。主催はおたる雛めぐり実行委員会。
 同イベントは、「雛人形を通じて小樽伝統の文化や人々の暮らしに思いをはせることが出来れば」と、雛人形の修復などを行う人形の瀧本(入船1)の呼びかけで、2008(平成20)年に初めて開催された。
 その後、年々参加店が増え、演奏会や茶席、講演会と盛り沢山に企画されている。
hinameguri3.jpg 展示されている雛人形は、江戸時代の古今雛などの貴重な人形や御殿飾りなど、市民等からの寄贈で、雛人形の奥深さにも触れ、従来のひなまつりを大切にしつつ、新たな楽しみ方を開拓する場となっている。
 雛人形をめぐりながら小樽の歴史を楽しんでもらいたいと、今年3回目となる「雛めぐりさんぽ」が、2月28日(土)・3月1日(日)の10:00と13:30の各日2回開催される。
 小樽の歴史や文化に詳しい小樽市総合博物館ボランティアガイドと一緒に、展示中の雛人形をめぐりながら、歴史的建造物など、小樽の見所を2時間ほどかけて散策する。参加定員は、各回20名前後で、ツアー途中で抜けたり、途中から参加してもOK。
hinameguri2.jpg ガイド役の小樽市総合博物館ボランティアガイド・竹内勝治さんは、「2時間かけてゆっくり散策し、ツアー途中の出入りは自由。雛人形をめぐりながら、小樽の歴史なども楽しんでもらいたい。多くの方々に参加していただきたい」と呼びかけている。
 また、雛めぐりスタンプラリーを開催し、参加店・施設会場をめぐりながらスタンプをゲットし、5個以上から応募でき、30個集めると、3名に1万円分のすし券、他50名に小樽の銘菓などが抽選でプレゼントされる。
 なお、2月21日(土)11:00から、運河プラザ(色内2)で、雛めぐり開催式が開かれ、実行委員長の挨拶や琴アンサンブルカナルによる琴演奏会で開幕を祝う。
 雛めぐりさんぽ 2月28日(土)・3月1日(日)
 集合・解散場所:JR小樽駅おひなさま前
 ①10:00~(9:45集合)、②13:30~(13:15集合)
 参加無料・博物館入館希望者のみ別途300円
 問合せ:月〜金曜日9:30〜18:00 0134-33-7155 北日本広告社
     土・日曜日9:00〜18:00 0134-23-0390 田中酒造本店
 おたる雛めぐりHP
 関連記事
hinameguri.jpg