韓国人やボランティア始動!「雪あかりの路」雪像製作


0203okobo3.jpg 小樽雪あかりの路の開催を4日後に控えた2月3日(火)、メーン会場となる手宮会場(中央通り側)に、韓国人ボランティア”OKOBO”のメンバー53名が、8基の雪像作りを開始。深々と雪が降る中、真っ白な雪深い会場に色とりどりの防寒具を着たメンバーで賑わった。
 同ボランティアは、20から30代までの韓国人で、2月1日に小樽に到着。ウィンケルビレッジ(朝里川温泉)で、日本や中国のボランティアと合宿し、スノーキャンドルやオブジェを製作、ロウソクの点火や回収・交換などを手伝い、19日に帰国を予定している。
0203okobo4.jpg 初日の3日(火)は、会場に盛られた雪の塊をスコップで削ったり、穴を掘ったり、水を運びシャーベット状の雪で形を作ったり、それぞれに作業に励んでいた。9:00から16:00までを作業し、6日(金)の開催に合わせて完成させる。ディズニー映画のキャラクターやケーキを模ったものなどを作ることにしている。
 ユ・レナさん(24)は、「初めての参加で楽しい。雪が多くて面白い。みんな子どもに返ったようだ」と話し、団長のナ・キヨンさんは、「2回目の参加で、みんな良く頑張っている」と話した。
 2003年に初めて参加したカン・ミンソクさんは、「来られない年もあったが、1月に仕事を片付け、2月に休暇を調節して参加した。昨年は、灯りがなく暗い場所があり、あまり良くなかった反省点を踏まえ、今年は、昨年の倍以上に頑張り、素敵だったと評判をもらいたい」と意欲を見せた。

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0203daidai.jpg 日本人ボランティア「橙」も、OKOBOの雪像に続き、2基の製作を開始した。昨日から参加の大学生の三部良規さんは屏風を、則本紗矢香さんは、雪で作ったレンガを基調としたオブジェの製作に励んでいる。日本人ボランティア橙は、今後、関東などから10名ほどが集まる予定。
 則本さんと三部さんは、「訪れた人が、オブジェの前で写真を撮ったり、立ち止まって見てくれるようなオブジェを目指している。これから参加するボランティアがお手本となるよう頑張りたい」と話した。
 今後、中国ボランティア(eVOL)は、3日(火)に小樽に到着し、17日(火)まで14名が参加を予定している。
 小樽雪あかりの路HP