冬期間の体力づくり! 歩くスキー教室


skywalking1.jpg 18歳以上の市民を対象に、歩くスキー教室が、小樽からまつ公園運動場(最上2)で、1月16日(金)から18日(日)までの3日間の日程で始まった。
 冬期間における市民の健康・体力づくりと、歩くスキーの普及を図るために、同運動場運営ハウスを、1月7日から3月31日まで10:00〜16:30に開放(月曜日と祝日の翌日は休み)し、歩くスキー用具を無料で貸出。小樽からまつ公園運動場から林間にかけて、歩くスキーコース(1周約500m)を整備している。
 初日の16日(金)は、青空が広がる好天に恵まれ、初心者4名を含む9名が参加し、小樽スキー連盟クロスカントリースキークラブや全日本スキー連盟公認の講師6名が指導にあたった。
skywalking2.jpg 同ハウス1階で開会式を行い、同クラブ六条祐二会長の挨拶後、担当指導員から、クロスカントリー用のスキーの用具について説明があった。「スキーには、ノーワックスタイプとワックスタイプがあり、レンタル中のノーワックタイプを使用して教室が開かれている。スキーの金具と靴の相性やポールについて専用のものがあり、スキーの長さは、身長+20cmくらいが良く、服装は綿よりも速乾性の素材でできたものを選ぶと良い」と話した。
 その後、運動場のコースに出て、スキーの履き方を教わり、怪我のないように準備運動を念入りに行った。初心者と経験者に分かれて、歩く基本動作を中心に練習を開始した。
 ベテラン講師らは、説明しながら手本を見せた。講師に続き、参加者は一列になって雪上にスキーを滑らせた。スキーとポールを上手く使いながら歩くのは、なかなか難しく、転倒してしまう参加者もいたが、広々とした冬景色を楽しみながらコースを周り、心地良い汗をかいていた。
skywalking3.jpg 初めて歩くスキー体験した参加者は、「平地だけど、スキーを履いて歩くのはきつかった」と感想を話した。
 桜陽高校ボート部は、部員9名全員が同運動運営ハウスに10:00に集まり、体力向上のために歩くスキーを活用している。今シーズン4回目となり、12:00頃までトレーニングに励んでいる。
 17日(土)・18日(日)も、10:00から12:00まで、スキー教室が開かれ、同運動場内のコースや周辺のコースを楽しみながら、指導員から歩くスキーの手ほどきを受ける予定。
 なお、2月22日(日)8:00〜14:00に「ミニコンバインド体験競技会(スキー複合)」や、3月15日(日)9:00〜15:00は「歩くスキーと雪遊びの集い」を開催し、スノーモービル体験会なども行われる予定。
 歩くスキー事業
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