美術館特別展 "谷口明志 インスタレーション 線の虚構" (2015/01/10)

 市立小樽美術館(色内1)では、1月10日(土)から、2階展示室で、特別展「谷口明志 インスタレーション 線の虚構」が始まった。

 空間全体を作品として体感できるインスタレーションの現代アートに触れる貴重な展示会となっている。

Ataniguchi1.jpg 小樽出身の谷口氏が、故郷で初めて行なう個展で、会場の壁面や展示室をキャンバスに見立て、モノトーンの様々な素材の線のパーツを使い、照明が生み出す影を上手く繋げたり、線を描いたりと、平面的でありながら立体的な作品を造形するアート作品11点が展示されている。

 谷口氏は、「空間に落書きするようなイメージで造形したり、ペンライトで描いた残像のようなものを線で表現している」と説明した。

 谷口氏は、1961年小樽市生まれ。小樽潮陵高校を卒業後、北海道教育大学在学中から道展に発表を続け、当時は、油彩で小樽運河なども描いていた。現在も道展会員として活躍し、北海道北広島高校で美術を指導している。

 10年ほど前からインスタレーションに興味を持ち始め、ニューヨークやハノイ、札幌などでグループ展を開催し、精力的に作品を発表している。2010年には、札幌文化奨励賞を受賞し、注目される現代美術作家。

 6日(火)から、合版やアルミニウム線などを会場に持ち込み、美術館職員の協力を得て、作品の展示が始まった。特別展の初日10日と11日(日)は、谷口氏による制作風景を公開し、作品を造り上げる様子を見学することができる。11日の夕方までには、11点の作品を完成する予定。
Ataniguchi2.jpg
 展示会場の個室では、合版にアクリル絵の具で彩色し、アルミニウム線を繋げたり、線を立体的に出したりと、部屋全部を使って作品を表現。その部屋に一歩入ると、どの位置に立っても、作品の中に自分が入り込んでしまった感覚になり、会場では、アートの世界観を広げて楽しむこともできる。

 また、アルミ版にアルミの針金を付けものを壁面にいくつも貼り付け、照明が生み出す影を一本の線のように繋げた「線の虚構」は、見る角度によって線の影が増え、二次元から線が飛び出してくるようだ。

 他には、様々な太さの合版を繋げ、会場の床から天井付近までぐるりと輪を描いた大きな作品など、氏の独自の世界観を空間に創造した作品を鑑賞できる。

 谷口氏は、「生まれ故郷で開く展覧会なのですごく力を入れ、良い作品を観てもらおうと精一杯作り上げた作品。ご覧いただき、現代美術に触れていただきたい」と話した。

 特別展「谷口明志 インスタレーション 線の虚構」
 市立小樽美術館(色内1)2階展示室1月10日(土)〜3月15日(日)9:30〜17:00
 月曜・1月13日・14日休館
 観覧料一般400円・高校生・市内高齢者200円・中学生以下無料

 アーティストトーク「インスタレーション 線と空間の軌跡」
 2月11日(水・祝)14:00〜15:00

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