文字に思いを込めて! 小中学生書写展


 市内小中学生の書道作品を展示する「小樽市小中学校書写展」が、1月8日(木)から12日(月・祝)まで、市立小樽美術館(色内1)で開催中だ。小樽市教育委員会・小樽市教育研究会主催。
syodoten1.jpg 市内38の小中学校の小学3年生から中学3年生までの書道作品1,030点を展示。毎年1月上旬のこの時期に開かれ、新春に相応しい作品展となっている。
 各学年の書写の教科書に載っている共通の文字を題材に、2学期に授業で取り組んだ作品を、各学校で選出して出展。小中学校の教員などが審査員となり、賞を選考する。従来の入賞と入選の2つの賞を、今年度からの選考を、各学年ごとに、優秀賞(金)・入賞(銀)・入選(水色)の3つのに変更している。
 小学3年生「にじ」・4年生「世界」・5年生「信念」・6年生「希望の春」・中学1年生「栄光」・2年生「豊かな心」・3年生「初心を貫く」の文字が、各学年ごとに展示され、一文字一文字生き生きと書かれた作品が会場いっぱいに並んでいる。
syodoten2.jpg 担当の小樽市立菁園中学校津田和翁教諭は、「小学生は授業の成果が感じられ、しっかりと取り組まれている。中学2・3年生の出展数が増え、授業の学習を活かしている」と話した。
 展示された自分の作品を見に来館した小松和希君(小5)は、「信念の文字を沢山練習した。1年生から書道を習っているので、書道は好き。展示されて嬉しい。これからも頑張って続けたい」と話した。
 なお、12日(月・祝)は、同会場で15:00から表彰式を行い、審査員から講評がある。
 小樽市小中学校書写展 市立小樽美術館(色内1)1階市民・多目的ギャラリー
 1月8日(木)〜12日(月・祝)10:00〜17:00(最終日15:00)