新年餅つき大会 つきたての餅に舌鼓


0104letao1.jpg 小樽堺町商店街は、外国人観光客や国内外の観光客が正月休みを利用して訪れ、賑わいを見せている。
 正月休みも終盤の1月4日(日)、気温はマイナス1℃と北海道らしい寒さの中、日が差す穏やかな天気となった。
 11:00からルタオ本店(堺町7)入口前スペースで、開店当初から継続して17回目となる恒例行事「餅つき大会」を開催し、多くの観光客らにつきたての餅が振舞われた。
0104letao2.jpg 餅つき大会では、もち米20kgとあんこやごまだれを用意し、スタッフが揃いの半纏姿で気合を込めて集まった。昔ながらの伝統的な石臼と杵で、10回ほどに分けて、新年を祝う餅つきが始まった。
 会場に集まった子ども達は、餅つきを体験することもでき、スタッフに支えられながら、「よいしょ!」の掛け声に合わせて、杵を振り上げ餅つきに参加した。若手スタッフも餅つきに奮闘し、ふんわりとした餅がつき上がった。
0104letao3.jpg つき上がった餅を、女性スタッフが綺麗に丸め、あんこやごまだれをかけて振舞われた。通行人らが、餅を食べようと長蛇の列をつくり、餅つきが繰り返された。200食以上が用意され、つきたての餅に舌鼓を打った。
 家族と共に東京から小樽の実家に帰省中の4歳の男の子は、「初めて餅つきを体験して楽しかった。お餅が美味しかった」と話し、口いっぱいに頬張っていた。
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 同店本店・チーズケーキラボ吉田優司店長は、「洋菓子店ではあるが、和の伝統行事の餅つきを楽しんでもらいたい。当店のイベントの一環として毎年開催している」と話した。
 なお、1月25日(日)は、本店2階喫茶室で12:30と14:30の2回、琴アンサンブル「カナル」による演奏会を予定している。