小樽あんかけ焼そば B-1グランプリで9位


 小樽あんかけ焼そば親衛隊は、10月18(土)・19日(日)に、福島県郡山市で開催のご当地グルメ街おこしの祭典「第9回B-1グランプリ in 郡山」で、初出展にもかかわらず、見事9位入賞の快挙を果たした。
 その報告会が、24日(金)、市役所(花園2)別館3階第2応接室で開かれた。中松義治市長、江頭進会長・坂田理隊長他親衛隊メンバー7名が出席。現地でのPRに一役買っていた小樽のゆるきゃら「運がっぱ」も参加した。
B-1AKY4.jpg 中松市長は「学生達も一生懸命で、皆さんが団結して取り組み、来場者の目の前で調理しパフォーマンス出来たことは良かった。来年も明後年も出場を目指して頑張りましょう」と栄誉を湛えた。
 同イベントの来場者数は、18日は172,000人、19日は281,000人、2日間で453,000人(主催者発表)となり賑わった。全国各地から59団体が出場。来場者による味や雰囲気・親切さなどが評価され、割り箸で投票を行なった結果、見事9位入賞を果たした。10位までの団体で、初出展団体は、小樽あんかけ焼そば親衛隊のみだった。
 最高賞のゴールドグラプリには、十和田バラ焼きゼミナール(青森県十和田市)が、シルバーグランプリには、熱血!!勝浦タンタンメン船団(千葉県勝浦市)が、ブロンズグランプリには、今治焼豚玉子飯世界普及委員会(愛媛県今治市)が選ばれた。
 同親衛隊発足当初からの念願が叶い、様々なイベントへ参加するなど活動を続けてきた。同親衛隊参加メンバーは、同会長率いる小樽商科大学江頭ゼミやヤングシップ(小樽街遊び団体)などの16~66歳の59名。当日は、中松市長や横田久俊市議会議長もかけつけ、列を作り並んでいる人々へ小樽のPR活動に参加した。
 味もさることながら、順番を待つ人々へのPR活動も採点の重要な鍵となり、小樽の歴史や建造物・景観を紹介し、多様な小樽の食文化をパネルで紹介したり、観光パンフレットを配布した。
B-1AKY5.jpg 同親衛隊が応援団に扮し、お酢かけ隊となりパフォーマンスを披露。市観光振興室昆恭平さんが、心を込めて来場者とコミュニケーションを図りながら小樽をPRし、運がっぱの協力も加わり、全員が一致団結し、好成績を得ることができた。
 また、昨年度ゴールドグランプリを受賞した「なみえ焼そば」の波江焼麺太国(福島県波江町)と同親衛隊は交流があり、波江町立波江小学校と同津島小学校の児童が、運がっぱをモチーフにした応援のノボリを制作し、同親衛隊に寄贈されるなど、様々なドラマや感動を経験し、有意義な出展となった。
 江頭会長は、入賞の喜びを「ゼミ生は、同世代のヤングシップという団体の意識の高さに刺激を受け、影響が大きかったと思う。反省することも沢山あり、小樽での滞在型の観光をPRしたが、先輩団体に比べれば、まだまだで1位・2位と小樽あんかけ焼そばとの距離は広く、しっかりと再検討したい」と話した。
 坂田隊長は「9位入賞を果たし、取材のオファーが来たり、より注目されることになり、発信する場が増えた。メンバーの支えがあり入賞を果たすことができ、こらからもPRのチャンスを広げられたらと思う」と話した。
 今後は、小樽へ来てもらう活動や小樽まちづくり活動の理念を軸として活動を続け、小樽あんかけ焼そば親衛隊公認の土産商品など販売に向けて検討している。
 来年は、青森県十和田市で第10回大会が開催され、同親衛隊も出展に向け、来年2月に活動を報告し、4月に審査が行われる。来年へ向けての出展準備が、既にスタートしている。
 小樽あんかけ焼そば親衛隊
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