マジプロ中間報告ポスター展 JR小樽駅


 小樽商大生が小樽の活性化を本気で考えるプロジェクト、通称「マジプロ」の2014年度の中間報告が、JR小樽駅コンコース内で、10月20日(月)から26日(日)まで、12のチーム(全13チーム)のポスターを展示して開かれている。
majiproposter1.jpg マジプロとは、地域と大学の協働によって学生が主役となり、地域活性をねらいとして課題に取り組むプロジェクト。2008年から始まり、翌年から、地域連携キャリア開発として正課科目となり、今年で7期目(正規開講6年目)。より地域に根ざした取り組みとなるよう様々なテーマを掲げ活動している。
 今年度は、同大2年生を中心とする64名が、5月の連休明けから「しりべしの食プロモーション」や「小樽運河のいまむかし」など12のテーマで、13チームに分かれて取り組んでいる。
 昨年は、中間報告会を運河プラザ3番庫(色内2)で、最終報告会を、小樽商科大学まちなか教室・旧第四十七銀行小樽支店1階(色内1)で開いている。
 今回初めてJR小樽駅コンコースを利用してポスター展示することについて、同大学商学部社会情報科・大津晶准教授は、「活動をもっと広く知ってもらいたいと思い、同駅の駅長や副駅長に相談したところ、同スペースは、観光振興を目的にガラスアート展やひなめぐりなどに使われ、マジプロの目指すものへも快く協力してもらった。そこで、25日(土)に開かれる中間発表会の告知も兼ねて掲示した。この活動をどのように受け止め伝わっているか、市民の目線で広く意見を聞かせてもらいたい。今後もこのスペースを活用していきたい」と期待を寄せている。
majiproposter2.jpg 同ポスター展は、小樽駅コンコース中心部に、高さ2m10cm・幅70cmの布製のポスターに、チーム別に、プロジェクトの目的・構想・背景・具体的活動を掲載し、意見を募っている。
 プロジェクトのひとつ、マジプロ初となる堺町通りにスポットをあて、「小樽堺町通りの認知度向上」と題して、同大2年の5名が、夏頃からプロジェクトに取り組み、市民らに同通りをPRする動画を作成し配信している。その動画をもとに、カットを並べ、インパクトのあるキャッチコピーを考え掲載し、ポスターを製作中。
 動画のアクセス数は、9月23日(火)からYouTubeで公開し、現在3,337回ほどのアクセス数で、目標の1万回へ徐々に近づいている。
 ”コンテンツツーリズムの推進”をテーマに取り組む学生は、「目立つ展示でとても良いと思う」と話していた。
 プロジェクト中間発表会を、25日(土)13:00〜16:00、小樽駅前屋外広場で開く予定。
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