優れた水産加工品を選定 小樽ブランド化へ

 小樽の水産加工品のブランド化や消費拡大を図る「第1回小樽水産加工品グランプリ」の審査会が、10月7日(火)10:30から、グランドバーク小樽(築港11)5階海の間で開かれ、小樽商工会議所女性会・小樽物産協会や小樽観光協会・小樽消費者協会・株式会社たるしぇ・株式会社北海道百科・家庭料理研究家など12名の審査委員が出席し、実食審査が行われた。
suisangrandprix1.jpg 「小樽水産加工品ブランド推進委員会」(太田清一委員長)が主催し、小樽で製造されている水産加工品のブランド化及び消費拡大や水産業の活性化を図り、小樽を代表する水産加工品として選ばれた商品の販路拡大の支援を行う。
 応募資格は、小樽に本社がある水産加工業者で、製品の主要な製造工程を市内で行い、販売権利を持つもの。8月11日(月)から9月8日(月)までを募集期間とし、14社から21品が審査を受けた。
 冒頭、太田委員長は、「審査には、14社から21品が並び、いずれも小樽を代表する逸品。それぞれの分野において、日頃から培われている知識を活かした審査を行い、商品に対して率直な意見を頂きたい。選ばれた商品には、小樽を代表する水産加工品のお墨付きを与え、道内外にアピールをしていきたい」と挨拶した。
suisangrandprix2.jpg 審査会は、10:30から12:00まで、専門家及び販売業者12名の審査と、13:00から14:30まで一般市民や小樽商大の学生など12名の審査の2回に分けて行なわれた。
 審査員は、審査項目に基づき、1品ずつ実食しながら、食感・風味・舌触り・加工技術・外観・インパクトなどを細かく審査。300点満点で、良い点や悪い点、改善すべき点などの意見も募った。審査員は、会場に並んだ商品を厳しい表情で試食し、採点表に記入していた。
 審査の結果から、金賞・銀賞・銅賞が選ばれた。受賞商品は、受賞したことを表すシールの使用権が与えられ、小樽市のホームページやPR用パンフレットなどで紹介され、情報発信される。
 審査結果の公表は、10月8日(水)を予定し、15日(水)11:00から、市役所(花園2)本館2階市長応接室で表彰式が行われる。
 第1回小樽水産加工ブランプリ実施概要