夜空に1,800発舞う! 祝津花火大会

 10回目を迎えた「おたる祝津花火大会」(青塚忍実行委員長)が、9月6日(土)17:00から21:00まで、小樽市鰊御殿前浜から無料開放となったおたる水族館駐車場で開かれた。スターマインや中国花火など夜空を彩る1,800発の花火が打ち上げられ、観客を魅了した。
 焼きそばや串焼きなど20店ほどの露店が軒を連ねた。特設ステージも設置され、バンド演奏や北海男塾による神輿渡御なども行われ、祭りムードを高めた。

 天候にも恵まれ、祭りを楽しむ市民や市内近郊から多くの人が訪れ、花火が始まる19:00前には、会場へ向かう道路が渋滞となり、花火が始まってからも渋滞が続いていた。
 秋の気配が感じられる祝津の花火大会は、市内のトリを飾る花火大会となり、楽しみしている市民も多い。予定時間にアナウンスが流れ、協賛企業等が紹介され、会場のライトが落とされると花火が打ち上げられた。

 結婚・誕生・追悼の記念花火や、大漁祈願・企業協賛花火など、次々と花火がBGMとともに打ち上げられ、観衆は、迫力ある花火に歓声を上げた。一周忌法要で祖父への結婚報告の花火や祝津町会66名の戦没者を追悼する花火なども打ち上げられ、平和を願った。
 フィナーレを飾るスターマインは、大輪の花火が次々と頭上で輝き、光のシャワーとなって落ちる様子に観客から拍手が沸き起こり、小樽の花火大会のトリを豪華に決めた。

 約1,800発の花火は、40分ほどで打ち上げられ、ステージで生バンド演奏が始まったが、会場周辺は、帰る客の車の列で、再び渋滞が続いた。
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