おいしい宝が集結 北海道うまいもん市


umaimonichi1.jpg 9月5日(金)・6日(土)・7日(日)、3日間の日程で、15年ぶりに小樽を会場に、公益社団法人日本青年会議所北海道地区協議会による「第63回北海道地区大会小樽大会」が始まった。本大会のテーマを「煌 ーKiramekiー ~紡がれし心が切り拓く未来~」とし、全道約1,500名の会員や道民に、活気に満ちあふれた北海道の創造へ向けて開催された。
 その関連事業として、6日(土)、小樽港第3号埠頭多目的広場を会場に、「地域活性たからいち in おたる 北海道うまいもん市」を開催。道内各地のご当地自慢のフードや特産物などを提供する35ブースが集結した。
umaimonichi2.jpg 昼の部(12:00~15:30)と夜の部(18:00~20:30)の2部構成で開催し、3,000枚の飲食引換券は、ほとんど完売状態で、昼の部のみの200枚の当日券もほぼ完売となる人気となった。食券がなくても、現金で購入できるブースもあり、大勢の人でごったがえした。
 有名店のブース前には、長蛇の列ができ、「釧路ザンギ・ザンタレ」では、30〜40分待ちの列を作るほどだった。小樽「かま栄のパンロール」にも列を作り、あちらこちらで順番を待つ人で溢れた。
 しりべしコトリアード協議会では、フランス・ブルターニュ地方のコトリアードをヒントに、後志の食材を使った食べるスープを提供。ホテルノイシュロス小樽の兼崎シェフ自ら会場で腕を振い、対応に追われていた。
umaimonichi4.jpg 倶知安森農場からは新鮮な男爵いも詰め放題を100円で提供。多くの人が詰め放題を楽しんだ。
 公益社団法人日本青年会議所災害・復興支援委員会では、岩手・宮城・福島県の約20種類の商品紹介を兼ねて販売。津波により工場や事務所も全壊し、応援により再開したという、石巻市で明治41年創業の株式会社山形屋商店はわかめ用ドレッシングを販売。仙台市から障害者も健常者も共に働くNPO法人麦の会のクッキーも店頭に並んだ。東北産の小麦100%を使用し安心な材料でひとつひとつ手作りしている。
umaimonichi3.jpg 子ども向けに、ミニ四駆タイムトライアルレースが開かれ、会場の特設線路を走る手作り列車乗車体験も行われた。また、大道芸人がパフォーマンスを繰り広げ、ゆるキャラのタルピーも登場し、子ども達に人気となった。
 中継形式で出店者を紹介し、また、アーティストライブも開催され、植村花菜氏や森恵氏が出演。イベントに華を添えていた。
 全道各地の美味しい宝を、大勢の来場者が味わった。市内在住の20代女性3人は、「会場に沢山の人が集まる、様々なイベントを開催して小樽で賑わってもらいたい」と話した。
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