タンクローリー車の点検! 市消防本部


0825tanklorry1.jpg 小樽市消防本部(花園2)では、灯油などの暖房用燃料の使用が増える前に、移動タンク貯蔵所(タンクローリー車)等の立入検査を、8月25日(月)・26日(火)の9:30から12:00まで、小樽市市民消防防災研修センター(天神2)で実施した。
 日々寒くなり暖房器具を使用する季節を控え、燃料の配送に使用されるタンクローリー車の危険物に関わる事故を未然に防止することを目的に、毎年行われている。
 小樽市内を常置場所とする移動タンク貯蔵所(タンクローリー車)は136台あり、今回の検査では、初日に20台、2日目に20台を予定。残りは常置場所へ消防職員が出向き、すべてのタンクローリー車を点検する。
0825tanklorry2.jpg 25日(月)9:30、会場には、9台のタンクローリ車が集まり、消防署職員7名が対応にあたった。消防法の規定に基づき、危険物(灯油・軽油・重油・ガソリンなど)の貯蔵や取扱い、移送などについて、書類検査を行った後、適合状況を1台ずつ検査した。
 ホースの亀裂や安全装置の作動状況、消火器などを細かく点検した。重大な損傷を発見した場合は、使用中止としたり、不備が見つかった場合は、指導し修理した結果を報告してもらうことになっている。検査は15分ほどで終了した。
 京極石油(塩谷2)では、灯油と軽油を積むことができるタンクローリー車を検査し、「検査を受けて、1年間安全に仕事をすることができます」と話した。
 消防本部・土田和豊予防課長は、「これから灯油の需要が増加する季節となり、配達も多くなる。積雪が多い場所へはホースを伸ばして住宅のタンクへ給油する。危険物の漏洩事故のないように事前に点検を行っている」と話した。
 26日(火)9:30から12:00まで、同会場で検査を実施している。