OTARU・ENGLISH・CAMP 小中生が英会話で観光案内


otaruEnglish1.jpg 夏休みを利用して生きた英語でコミュニケーションする「OTARU・ENGLISH・CAMP」が、8月7日(木)・8日(金)の日程で開催された。予定人数を超える応募があり、市内の小中学生67名が参加した。
 小樽市教育委員会が主催し、小樽市教育委員会職員や市町村教育委員会ALT6名、小樽市立小中学校教職員9名、小樽ユネスコ協会会員らが運営スタッフとなった。
 英会話による外国人への観光案内を通じて、観光都市小樽のグローバル化を担う人材育成を目指している。
 昨年(2013)、「OTARU・ENGLISH・DAY」を開催し、市内小中学生55名が参加し、英語に親しみ有意義な夏休みを過ごした。今年は、さらに宿泊を加え、2日間英語漬けの時間を過ごし、外国人から生きた英語を学び、国際感覚を養うことを目的に開かれた。
otaruEnglish2.jpg 初日の7日(木)、おたる自然の村おこばち山荘大研修室を会場に、自己紹介や簡単な対話を利用したゲームなどを行い、午後からは、6つのグループに分かれ、明日の外国人観光客への観光案内の準備を行った。
 観光地の有名な食べ物など、それぞれのテーマに則り、何を話すか原稿を作成し、英語でリハーサルを繰り返した。
 チョコレートやチーズケーキの写真を見せて、紹介の仕方を英語で考え、ALTに聞いてもらい、改善点を指摘してもらった。
 銭函中1年の小川華奈さんは、「もっと外国人と交流したいと、友達と参加した。小樽の観光スポットについて、外国人へPRしたい。博物館のアイアンホースなどを英語で紹介する予定。難しいが楽しい」と話した。
 その後、夕食のカレーづくりや、雨のため中止となったキャンプファイヤーに代わり、キャンドルサービスを行ない、参加者と交流し英語に親しんだ。
 8日(金)は最終リハーサルを行い、10:00に市立小樽美術館へ移動し、運河周辺で外国人への観光案内の実習体験をする予定。
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