外国人講師が指導! ダンス漬けの合宿

 ダンスうんどう塾(有幌町・小林英夫塾長)では、7月30日(水)から8月2日(土)まで、天狗山おこばち山荘を会場に夏合宿を行っている。
 三重・富山・長野・北九州などのジュニア9名と指導者11名が参加。4日間の日程で、朝8:30から夜8:00まで全22講座を開講。小林塾長をはじめ、外国人講師3名が、本場のダンスの基礎を熱く指導し、参加者は真剣な表情で練習に励んでいた。
 今年度の合宿から、ニーズにあったカリキュラムで、技術力と指導力の強化を図り、日本における最先端の合宿を目標に展開中。
dancecamp1.jpg また、全米3大ダンス競技大会のひとつ「オハイオ・スター・ボール」出場に向けて、有意義な合宿となった。
 2日目の31日(木)、おこばち山荘1階大研修室を会場に、14:00の10講座では、モスクワから初来日した、ロシアプロ組織の会長を務めるウラジミール氏(44)が講師を務めた。
 ダンスの基本的リズムの表現方法を中心に、日本人のための大事なエクササイズや基本的な動きを、講師自ら手本で示し、レッスンを繰り返した。曲に合わせて体を動かし、参加者は、真剣な表情で受講していた。
 ウラジミール氏は、「世界的に見て、上手に体を使えるカップルは多いが、それでもチャンピオンになることは大変。曲を上手く伝える選手が少ない。曲を感じて踊ることが大事」とアドバイスし、「日本は、社交ダンスが上手いカップルが出ているが、ラテンアメリカダンスは遅れている。これから伸びると思う。日本人は、朝から夜まで練習をがんばりすごいと思う」と、合宿での感想を話した。dancecamp2.jpg
 長橋小6年の樋掛輝君は、「合宿参加は4年目。海外の先生には、めったに教わることができない。今回は普段聞けないことが聞ける」と話した。 樋掛君は、7月27日(日)に仙台で開催されたオールジャパンのペアで優勝し、8月25日(月)の北海道グランプリにペアで出場を予定し、夏休みはほどんどダンスが中心となる。
 8月11日(月)にドイツで開催するジャーマンオープンへ出場予定の菅原一樹君(東京・16)は、「この合宿は、個人ひとりひとりの力を高めるレッスンが沢山ある。種目ごとに聞ける新しい情報もあり、自分の足りない所も沢山分かりプラスになった」と話した。
 樋掛君も菅原君も10月開催の三笠宮全日本ダンススポーツ選手権へも出場を予定しており、ダンス漬けの日々がさらに続く。
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