船のバリアフリーを学ぶ! 天神小5年生が体験 (2014/07/07)

 国土交通省北海道運輸局では、7月の「海の月間」に合わせ、平成26年度「青少年の海事意識啓発事業」の一環として、船のバリアフリー教室を、7月7日(月)9:00から、新日本海フェリーターミナル(築港7)に停泊中のバリアフリー適合船「あかしあ」の船内で開いた。小樽市立天神小学校5年生23名と新日本海フェリー社員が参加した。

shipbarrierfree1.jpg 同運輸局では、視覚障がい者擬似体験や車いす体験等を通じて、「心のバリアフリー」の大切さを学んでもらおうと、2003(平成15)年から始め、今年で12年目となり、新日本海フェリー株式会社、北海道海事広報協会、北海道開発局の共催で開かれた。

 はじめに、船内6階のコンファレンスルームに集合。国土交通省北海道運輸局交通環境部・城計画調整官は、「交通機関や皆さんが利用する公共の建物などでは、段差を解消したり、障がい者用のトイレを設置したりする整備が進められている。今後、施設を利用する時は、そういうことに気をつけて利用してもらいたい。そこで、施設の整備に頼らないで、私達がお手伝いをすることで、体に障がいのある人やお年寄りなどに気持ち良く利用できるような環境を作ることを、"心のバリアフリー"と呼び、本日の教室で、車いすやアイマスク体験を通じて、お年寄りや体の不自由な人の気持ちを実感し、困っている人を見かけたら声をかけることの大切さを理解し、"心のバリアフリー"を身につけてもらいたい」と挨拶した。
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 「NPO法人手と手」から3名が講師を務めた。同会は、誰もが平等に参加できる社会の実現を目指して、障がいを持つ人との架橋となるよう体験学習の講師活動を積極的に行っている。

 その後、2班に分かれ、4階では、同・浅野目祥子氏が講師となり、視覚障がい者擬似体験が行われた。白杖の持ち方や助けてのサイン、2人組となる時の立ち位置や歩き方などの説明を聞き、アイマスクをして杖を持ち介助される側と介助者となって、4階のフロアーを歩いてから、5階までの階段を上った。

 次は、5階のカフェに移動し、車いす擬似体験を行った。同・佐藤やよい氏が講師となり、車いすの基本的な操作方法や段差の移動の仕方などを学んだ。車椅子の人との目線の高さの違いに注意するよう説明があった。
 
 ここでも、乗る側と操作する側の2組になり、友達を乗せた車椅子は、思うように動かない児童も多く、慣れない車椅子の操作に苦心していた。

 最後は、同・釜野郁子氏が講師となり、車椅子でのエレベーターの出入りや、バリアフリー対応の客室・風呂・トイレを見学し、車椅子を利用する人にとっての便利な点を聞き、普通の客室との違いを確認した。

 同校森田流君は、「アイマスクをして歩くのが怖かった。見えない人の気持ちが少し分かった。車いす体験では、スロープの取手にぶつかりそうになったり、どれも初めての体験だった」と話した。

 その後、フェリー船員による船の仕事についての講座があり、船内施設見学を行い、11:30に終了した。

 北海道運輸局〜海のバリアフリー教室

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