議員定数3減・25人で決着!市議会本会議


0630council1.jpg 小樽市議会(横田久俊議長)第2回定例会は、最終日の6月30日(月)13:00から、本会議を開き、平成26年度小樽市一般会計補正予算をはじめとする議案14件と地方財政の充実・強化を求める意見書案など11件を可決、人事案件2件に同意し、閉会した。
 第2回定例会での上程議案は18件で、そのうち市長提案は、平成26年度小樽市一般会計補正予算などの予算議案や小樽市税条例等の一部を改正する条例案、小樽市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例案など15件と臨時会から継続した議員提案議案2件を含む3件。
 6月17日に先議した平成26年度小樽市一般会計補正予算を含む14件を可決し、小樽市固定資産評価審査委員会委員の選任や人権擁護委員候補者の推薦の2件に同意。非核港湾条例案などを否決した。
 地方財政の充実・強化を求める意見書案や道教委「新たな高校教育に関する指針」の見直しと地域や子どもの実態に応じた高校づくりの実現を求る意見書案など9件を可決。カジノ法案撤回を求める意見書案と特定秘密の保護に関する法案の廃止を求める意見書案の2件を否決した。
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 議員定数に関する特別委員会(山田雅俊委員長)から報告があり、討論後、投票での採決を行った。
 一新小樽提出の議案第1号小樽市議会議員定数条例の一部を改正する条例案(7減・21人)では、 横田議長を除く投票総数26のうち、有効票数25票、無効票数1票。賛成4票、反対21票で否決した。
 自公民提出の議案第2号小樽市議会議員定数条例の一部を改正する条例案(3減・25人)では、一新小樽の4議員が退室。投票総数22票、有効票数22票、無効票数0票。賛成17票、反対5票で可決した。
 定数問題では、4月21日に開かれた平成26年度第1回臨時会は深夜まで続き、その後3度の議員定数に関する特別委員会を開いた。6月27日(木)の同特別委員会でも、審議は深夜まで続き、ようやく、3減の25議席を可決。これを本会議で採決し、現行定数28を3減し、定数25で正式に決着した。
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