写実風の水彩画家 「白江正夫小品回顧展」 (2014/06/25)

siroe1.jpg 小樽の代表的水彩画家・白江正夫さんの個展「白江正夫小品回顧展」が、6月25日(水)から29日(日)まで、市立小樽美術館(色内1)市民ギャラリー1・2で開催中。

 水彩画のみずみずしさを残しつつ、力強いタッチの風景画を得意とし、1963(昭和38)年製作の「祝津にて」からの4年前に描いた作品54点で、サイズは比較的小さめとなるSM(サムポール)から10号サイズまでの作品を展示している。、初日から大勢の人々が会場に詰めかけ、来場者は、改めて知る水彩画の魅力に引き込まれていた。

 白江氏は、1927(昭和2)年4月生れの87歳。第一師範学校卒業後、小樽の住吉中学の教論となり、小樽に定住して水彩画の製作に励んだ。水彩の魅力に取り憑かれ、小樽の風景に題材を求めた。水彩画家として画歴も60年を数え、道展をはじめ、各美術展に出展している。

 4年前の病気をするまでは、札幌の大丸藤井のギャラリー(スカイホール)で2年に1度、20号以上の作品を発表する個展を開き、水彩画教室「白水会」の講師として絵の指導を行っていた。

siroe2.jpg 最近では、宮川美樹さんと一緒に「北の水彩商人 白江正夫 宮川美樹」展を同館2階展示室で、2013年(平成25)10月19日から2014(平成26)年1月25日まで開催するなど、北海道を代表する水彩画家として名高い。

 手宮・色内の素朴な風景や今はなき貯水場、1986(昭和61)年製作の妙見市場の冬を歩く人など、その時々の風景から時代背景を読み取ることができる。また、能取岬、納沙布岬、遠くはモロッコまでの風景画を展示している。

 白江氏は、「水彩画は小学生から使える画材で、大人も描く人が多い。水彩画は、色々な表現ができ、この展示会を見て感じてもらいたい。水彩画を通じて自分の思いを伝えようと、水彩を生かしたものや大きく捉えたもの、厚塗りや薄く塗るなど、絵に合うように熟すことは難しい。何を描きたいか、どんな思いで描いたか、効果的に見せることが大事。ぜひ、多くの方に足を運んでもらいたい」と話した。

 札幌在住で小樽で水彩画教室に通う女性は、「水彩画教室の帰り水彩画展があると知り寄ってみた。自分には描けない絵ばかりで上手。絵の具の重ね方などを参考にしたい」と感想を話した。

 白江正夫小品回顧展 6月25日(水)~29日(日)9:30~17:00
 市立美術館(色内1-9-5)1階市民ギャラリー1・2 入場無料

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