小樽市議会 第2回定例会開く


 小樽市議会(横田久俊議長)の第2回定例会が、6月11日(水)10:00から、市議会本会議場(花園2)で始まり、30日(月)までの20日間の会期で開くことを決めた。
 本定例会には、平成26年度小樽市一般会計補正予算などの予算議案4件、小樽市税条例等の一部を改正する条例案や小樽市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例案など4件、工事請負契約などのその他の議案4件の計12件、専決処分報告などその他の報告が5件、追加予定議案は、工事請負変更契約と人事案件2件が上程された。
0611council.jpg 本会議で中松市長は、各案件について、提案理由の概要を説明した。
 議案第1号から議案第4号までの平成26年度各会計補正予算についての説明では、「『酒類の海外販路拡大に向けた人材育成事業費』や、手宮地区統合小学校の『校舎等改築事業費』の増額分を計上し、また、働く世代の女性支援のための検診事業に対応するため『がん検診推進事業費』を増額補正し、『手宮公園競技場整備事業費』など所要の経費を計上。これらの財源として、国・道支出金・寄付金・繰入金・諸収入及び市債を計上した結果、一般会計における補正額は、歳入歳出とも9,412万6,000円の増となり、財源規模は、563億5,935万3,000円となる」と説明。
 また、「議案5号は、地方税法の一部改正に伴い、法人市民税の税率を引き下げるほか、軽自動車等の税率を変更するとともに所要の改正を行う」と説明した。市長提案説明
 共産党は非核港湾条例案を提出し、小貫元議員は提案説明を行った。
 本定例会は、議案調査のため、12日(木)から15日(日)まで休会となり、16日(月)から会派代表質問が行われる。
 本会議終了後、永年勤続議会議員へ全国市議会議長会表彰伝達式が行われた。議員在職15年以上表彰には新谷とし議員、議員在職10年以上表彰に吹田友三郎議員の2名に、横田議長から表彰状が贈られた。
 横田議長は、「長年の議員活動を通じ、本市の市政の発展に寄与し、その努力と功績に対して表彰されたものである。ここに深く敬意を表し、心からお祝いを申し上げる。この度の受賞を機に、今後とも市民の期待に応えるため、ますます活躍と小樽市政の発展に尽力されることを願う」と述べた。
 議会予定表
 本会議における質問通告一覧