多彩な3日間! おたる潮まつり発会式


 第48回おたる潮まつり(杉江俊太郎実行委員長)の第1回実行委員会(発会式)が、6月11日(水)14:00、小樽市民会館(花園5)2・3・4号室で開かれ、顧問の中松義治小樽市長をはじめ、関係役員47名が出席した。
 
 第48回メインテーマ「海への感謝と、郷土小樽の発展を全市民をあげて祈念する」に合わせ、「舞い踊れ潮魂!!なまら熱いぞ小樽の夏!!」をサブテーマとし、7月25日(金)から27日(日)の3日間、小樽港第3号ふ頭基部及び市内中心部で開かれる。
 
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 冒頭、新任の杉江実行委員長は、「昨年はトータルで108万人が訪れ、盛大なまつりとなり、それを引き継ぎたい。48回目の歴史と伝統を刻み大切にしたい。マンネリ化していると言われたが、マンネリを重ねることにより、歴史と伝統が守られると聞いた。市民や市外の方々に、見て楽しんでもらうためには新しいことも必要だと思う。歴史と伝統を守りながら、新しいものを取り入れることは難しいが、皆さんとそのような観点でまつりを作り、さらに50回の節目を迎えたいと思う。昨年よりもっと良くしようと考え進めたい。皆さんの努力で素晴らしい潮まつりを開きたい」と挨拶した。
 
 顧問の中松市長は、「沢山の方々が集まり、心強く思う。市長として4回目の潮まつりとなる。昨年は、多くの市民や観光客が楽しみ、北海道の夏のまつりとして定着してきている。より多くの皆さんに楽しんでもらいたい。110万人を目指して頑張りたい。」と述べた。
 
 運営委員会経過報告の中で、昨年との変更点について説明。
 安全性を優先し、会場内から発電機を撤去。B級ご当地グルメでまちおこし団体連絡会議(通称:愛Bリーグ)の本部加盟(正会員)となった、ご当地グルメ「小樽あんかけ焼そば」を含む公認イベントを、道内の加盟4団体が集結し開催。
usiomatsuri.jpg また、子ども向けの新企画として、潮まつりを舞台に謎を解きながら楽しめる「宝探しゲーム」では、歴史にも触れ、子ども達と同まつりを近づけたいとしている。潮風鈴は、昨年まではコンペ方式で決定していたが、今年は、参加意向のあった5工房12作品(300個)を潮風鈴として、税込1,500円で販売し、各工房の作家の個性ある風鈴を選んで購入できるようにした。
 
 今年の予算は、市補助金520万円や協賛金収入1,168万円などを合わせ3,560万円を計上した。47回決算額37,139,773円より1,539,773円減額した。
 
 ミス潮としてまつりに華を添える田中寛子さんと本間美帆さんが紹介され、今年度のポスターに採用し、B2版フルカラーで2,100枚を印刷。6月12日(木)から、市内外や北海道などの関係機関、市内金融機関や宿泊施設・店舗・商業施設などへ配布する。
 
 潮音頭が鳴り響く、潮ふれこみ、潮ねりこみ、神輿パレード、潮うちわコンテスト、石原裕次郎を唄うも従来通り開かれ、夏まつりを彩る花火大会は、25日と27日、どちらも20:00から開催。色内ふ頭公園から2日間で3,000発を夜空に打ち上げる予定。
 小樽市:おたる潮まつり
 おたる潮まつりHP
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