グランドを走る・踊る! 市内19校で運動会


0531undoukai1.jpg 晴れ渡る空の下、絶好の運動会日和となった5月31日(土)、市内の24校の小学校のうち、19校で運動会が開かれた。徒競走やリレーを全速力で走り、ヨサコイ、組体操など、練習の成果を発揮した。
 高島小学校(高島5・上泉哲校長)では、9:00から同校グランドで、「全力で 勝利をめざせ!」をテーマに、児童290名が参加する運動会が始まり、グランド観客席には、大勢の家族が詰めかけ、声援を送った。
 同グランドは、日本道路株式会社小樽営業所による社会貢献事業として、5月12日・13日に、土を入れ重機で均し整備したてのグランドとなって使用された。
 開会式では、優勝旗返還後、上泉校長は挨拶の中で、運動会に向けての目当(めあ)てを3つ話し、「1つは、頭の目当てで、どうやったら一生懸命速く走ることができ、団体競技で勝つことができるかなど、頭を使って考える。2つめは心の目当てで、一緒に行動する仲間のことを考え、おもいやりの心を持って協力して頑張ってもらいたい。3つめは、体の目当てで、運動会では一番大きな目標となる。精一杯、歯を食いしばって一生懸命走ったり踊ったりしてもらいたい。ヘトヘトになるまで頑張り、力いっぱい発揮すると、自分なりに芯のある運動会になると思う。6年生は、最後の運動会となるが、自分の心にも見ている人の心にも、輝く姿を心に残せるよう精一杯頑張ってください」 とエールを送った。

 その後、青軍と黄軍に分かれて、気合の入った応援合戦が行われた。最初の種目は、徒競走で、1年生は50m、2年生は60m、3・4年生は80m、5・6年生は100mと、学年に合わせて走る距離を設定した。友達や家族の声援を受けながら、児童は、元気にゴールを目指し走った。ゴール付近には、カメラやビデオを構える保護者の姿が多く見られた。
 1・2年生が参加する玉入れでは、籠を目指して玉を投げ、各学年ごと、20秒間の熱戦が繰り広げられた。46個対42個となり、黄軍が勝利を収めた。
0531undoukai2.jpg 3・4年生は、高島の四季を表現した組体操を披露。春・夏・秋・冬へとストーリー性を持たせた。保護者観客席に向かって、次々と体を組合わせ、様々な形を造り上げた。最後には、高島の明日に繋げる橋を参加児童全員で造り、大きな拍手が沸き起こっていた。
 その後、会場では、次々と競技が進められ、午後の最後には、高学年リレーが行われた。同校6年内村梨奈さんは、「最後の運動会なので、悔いのないように頑張りたい」と話した。
 市内24の小学校の運動会は、すでに5月24日(土)に、手宮小学校と潮見台小学校で行われ、本日31日(土)は、19校の小学校で行われ、6月7日(土)には、忍路中央・北手宮・豊倉小学校で予定している。
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