花や野菜の苗を地域住民に! よつばふれあい園芸市


yotsubaichi1.jpg 小樽四ツ葉学園(桜3)では、恒例となる花や野菜苗の販売を、5月23日(金)から6月15日(日)まで、生活介護事業所(桜4)駐車場で開いている。
 毎年、季節の苗を購入する地域住民にとって、待ちこがれていた園芸市となっている。担当職員の分かる範囲で、栽培方法にも答えている。
 同学園の入所・通所利用者40名の外作業班が中心となり、職員13名が担当。1月下旬頃から2月にかけて、種から苗づくりの準備を始め、ビニールハウス内で、利用者と一緒に丹精込めて苗を育てている。
yotsubaichi2.jpg ガーデニングの定番となるベゴニア・マリーゴールド・ペチュニアなど30種類の花と、比較的育てやすい家庭菜園用のきゅうり・トマト・ナス・ピーマンなど20種類の野菜の苗を販売し、花の苗は70円〜90円、野菜の苗は80円〜200円と格安で提供している。担当者は、朝には必ず水を与え、気温や様子をみながら水やりに注意している。
 同園芸市担当の田辺靖博総務は、「今年は雪も多く、寒くて、ガーデングや家庭菜園ができるだとうかと心配していたが、温かい日も多く帳尻があい、例年より1週間遅れて園芸市を開店した」という。
 「今年はいつ?」と問い合わせの電話が相次ぎ、初日から大盛況となった。5月下旬となり今が植え時で、毎日来る近隣住民も多く、同園芸市を、家庭菜園の活動開始のサインにしている人もいるそうだ。
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 田辺総務は、「地域住民との交流を図り、四ツ葉学園の活動を知ってもらいたい。安価で提供し、お客さんにも喜ばれている。地域に還元したい。今後も続けていきたい」と話した。
 なお、生活介護事業所内では、利用者が手作りした籐工芸品や手芸品、ビーズネックレスなどのアクセサリー、豆類や乾燥椎茸を販売している。
 よつばふれあい園芸市 5月23日(金)〜6月15日(日)10:00〜16:00
 生活介護事業所(桜4)駐車場