客船の季節到来!今シーズン初"ハンセアティック"入港



 予定時間より早く5月25日(日)21:00に、今シーズン初めてのクルーズ客船が小樽港第3号埠頭へ入港した。豪華な白い船体が接岸し、客船ファンが近くで見ようと埠頭を訪れ、写真に収めていた。
hanseatic1.jpg 今シーズンのクルーズ客船の始まりを告げる探検船「ハンセアティック」は、バハマ船籍の8,378トン。小樽港では、同船を皮切りに、10月20日(月)に寄港予定の「コスタ・ビクトリア」まで、過去最多となる延べ38回の寄港を予定している。
 同船は、利尻から25日(日)21:00に小樽港へ入港し、26日(月)24:00にコルサコフ(サハリン)へ向けて出航する予定。全長122.8m・全幅18m・喫水4.8m・航海速力16ノットで、客席92室は全室海側。定員184名の世界唯一の5つ星探検船だ。
 今回のクルーズは、5月11日に上海(中国)を出航し、東シナ海・日本海のシベリア探検クルーズで、15泊のプラン。小樽は終着地となった。また、新たにオホーツクとカムチャッカをエリアとするクルーズを開始し、26日(月)24:00にコルサコフ(サハリン)へ向けて出航。オホーツク、カムチャッカ(ロシア)を経由し、6月9日(月)にペトロパブロフスク(ロシア)到着を予定している。
hanseatic2.jpg 6月7日(土)には、過去最大115,876トン「ダイヤモンド・プリンセス」の初寄港に注目が集まり、今シーズン7回の寄港を予定している。昨年に引き続き、「サン・プリンセス」は、6月28日(土)に寄港後、全13回を予定。
 初寄港船では、「ハンセンアティック」の他、「シルバー・ディスカバラー」「シルバー・エクスプローラー」「セレブリティ・ミレニアム」「ロストラル」と5隻を予定している。
 寄港時や出航時にセレモニーを行う「小樽クルーズ客船歓迎クラブ」も、合わせて活動を開始する。「小樽潮太鼓保存会」の潮太鼓の迫力ある打演の中、横断幕を掲げ旗を振り、色とりどりの紙テープが用意され、賑やかにセレモニーを行っている。hanseatic3.jpg
 6月7日(土)11:00から18:00まで、小樽港勝納埠頭(フェリーターミナル横)で、「2014小樽クルーズ・ウエルカム・フェスタ」を開催する。
 小樽あんかけ焼そば・スープカレーなどの飲食ブースや、小樽をはじめ、余市、積丹、古平、仁木の観光協会や余市紅志高校農業クラブなどによる物産販売ブース、茶道などの体験ブースを設置。特設ステージでは、バンド演奏やダンスを披露し、ゆるきゃらも大集合する予定。入場無料。
 2014小樽港クルーズ客船寄港予定
 ハンセンアティック