初夏を告げるライラック満開!リラの花咲く頃


lilas1.jpg 北国小樽の街に初夏の訪れを告げるリラ(ライラック)の花が、5月20日頃から満開を迎えている。
 札幌では、大通公園のライラックが満開となり、ライラック祭が行われている。小樽の街のあちこちに見られるライラックが、5月中旬から下旬にかけ、満開を迎えており、初夏の芳香を辺り一面に漂わせている。
 小樽市民会館駐車場脇にあるライラックの並木も、満開の時を迎え、小樽の街に初夏の匂いを漂わせている。
lilas2.jpg リラ(ライラック)は、幸せを運ぶ花として知られ、北の都の初夏の街並みを彩る。モクセイ科のハシドイ属の落葉樹で、香りが良く、香水の原料ともされている。紫と白の2種類の花があり、4枚の花びらが可憐に開き、市内のあちこちで散見出来る。
 リラは仏語の「Lilas」からきており、英語では「Lilac」となっている。宝塚歌劇のテーマソングの「すみれの花咲く頃」は、シャンソンの「リラの花咲く頃」からきている。小樽出身の歌手・岡本敦郎の「リラの花咲く頃」が知られており、NHKラジオ歌謡で有名になり、「リラの花が胸に咲く今宵 ほのかな夢の香に」と歌われた。
 リラの芳香が消えるとともに、小樽の街にも本格的な夏の訪れが感じられる季節が到来する。リラの香りとともに、小樽の街が急激に夏の気配が漂うことになる。