次期統一地方選 共産党 北野市議引退 5名擁立


kyousantou.jpg 日本共産党小樽地区委員会は、4月4日(金)11:30から、小樽市役所(花園2)市政記者室で、2015年の次期統一地方選の小樽市議会議員選挙立候補予定者5名を発表した。
 日本共産党小樽地区・千葉隆委員長と北野義紀・小貫元市議会議員と新人の高野さくら氏4名が出席して開かれ、千葉委員長から、現職の新谷とし・中島麗子・川畑正美・小貫元の4氏に加え、新人高野さくら氏(27)の5名の立候補者を発表した。
 その中で、同委員長は、「高齢を理由に北野義紀市議会議員が交代することになり、検討した結果、高野さくら氏を後継候補者とした」と伝えた。
 北野議員は、当選回数8期を数える小樽市議会の長老。共産党員としての筋を通す議会運営や市政に対する鋭い指摘で知られ、その一声で議会審議が中断することもしばしばだった。30年にわたり、小樽市議会の共産党議員団の先頭に立って活躍してきた。また一人、小樽市議会の名物議員が消え去ることになった。
takano-kyousan.jpg 北野議員は、「来年の選挙に立候補するとなると満75歳となり、若い方に新鮮な感覚で、小樽市政に力を尽くしてもらいたいと、候補者交代をお願いした。高野さくらさんは、若いが学生の時から共産党に入り、党歴は9年。若いがしっかりとした後継者に承諾してもらった。突然の病気などで休むことになれば、有権者に申し訳ない。何より、若い人達が小樽市政を担い、活力ある市議会にしてもらいたい。残された1年間、力を尽くしたい」と話した。
 高野氏は小樽出身で、小樽双葉高校、札幌医療秘書福祉専門学校卒業。札幌で介護施設に勤務。6年間札幌に住み、妊娠を機に小樽へ戻る。2011年2月に退職し、子育てやアルバイをする。2歳と3ヶ月の男の子の母。現在は、朝里に住んでいるが、北野氏の地盤が、手宮・長橋・高島方面のためそれを継承し、梅ヶ枝町に住む予定。
 高野氏は、「子どもが2人いて、子育てしやすい小樽にしたい。今、小樽では3歳以上で医療費1割負担、小学校へ上がると3割負担。幼い子どもほど病気や怪我が多いので、就学前まで医療費を無料にしたいと思う」と抱負を述べた。
 日本共産党小樽市議会議員団HP