春休み くるくるレインボー作って遊ぼう!


kurukururainbow.jpg 市立小樽美術館(色内1)では、春休みを利用して、3月29日(土)13:30から、同館1階ミーティング室で、美術館ワークショップ「くるくるレインボーを作ろう」が開かれ、子ども4名が祖父母や親子で参加し、工作を楽しんだ。
 同館では、簡単な工作を通じて物を作る楽しさに触れ、美術に関する教育普及を図ることを目的として開いた。同館旭司益副館長が講師となり、小樽市博物館開催の科学の祭典で知った「くるくるレインボー」を指導。
 くるくるレインボーは、物を回転させると、遠心力(外側への力)の性質を利用したおもちゃ。kurukururainbow1.jpg光沢のあるオーロラテープを、竹ひごに取り付け、手のひらで回転させると、オーロラテープが遠心力により広がり、シャボン玉のような不思議な形に見える。また、下に向けて回転させると、花火の様にも見え、想像が膨らみ楽しめる工作。
 旭副館長の説明を聞きながら、作業に取り掛かり、オーロラテープ1本を4本に切る細かい作業を行ない、8色を好きな順番に16枚、上下の厚紙に貼ると、形が段々と出来上がり、16本付けて完成した。開始から1時間ほどで次々と完成し、完成品を回したり、見せ合ったりして楽しんだ。
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 今回用意された1人分の材料では、2つのくるくるレインボーを作ることができ、引率の祖父母や兄弟も一緒に作って楽しんでいた。
 時間に余裕のある参加者には、小さいサイズの金色と銀色のテープのくるくるレインボーの制作を指導し、大小2つを合体させて楽しみ、会場は笑顔に包まれていた。
 最上小学校2年生の水野里桜さん(8)は、オーロラテープの順番を薄い色から濃い色へと配色して制作し、「テープをまっすぐ切るところが難しかったが、上手に完成した。お母さんや、親戚の人達にも見せてあげたい」と満足していた。
 子ども遊びの梅ちゃんのHP