70歳以上34,900人へ"ふれあいパス"の交付始まる


fureaipass1.jpg 小樽市では、70歳以上の市民約34,900人を対象に、平成26年度「ふれあいパス」の交付を、3月20日(木)の銭函方面地区を皮切りに開始した。
 24日(月)から、交付会場をNTT小樽支店ビル1階(稲穂2)に移し、25日(火)・26日(水)・27日(木)の4日間、10:00から16:00まで交付している。
 20日(木)の銭函市民センターでは、銭函地区の1,266件(JR券480件)に交付し、24日(月)には、蘭島・祝津方面を対象に、4,300件(JR券68件)を交付した。そのうち400件ほどは、指定区域以外だった。開始時間前から交付会場前には、長蛇の列ができ、周辺一体は混雑した。
 25日(火)は、小樽駅周辺住民を対象としていたが、24日ほどの混雑はなく、スムーズに会場に出入りできる状態だった。26日(水)は、新光・桜方面。同会場での最終日は、市内全域を対象とし、4日間で約13,000件前後の交付を見込んでいる。
fureaipass2.jpg 新年度からの4月の消費税率引き上げに伴う市内路線の運賃改定やバス事業者の負担軽減により、4月1日から1乗車120円に変更し、10円の値上げとなった。「ふれあい回数券」1冊1,200円となる。25年度の回数券は来年3月末まで、差額分を負担して利用できるが、平成24年度の同回数券の使用期限は、平成26年3月31日までとなるため注意が必要。
 また、市が利用状況を調査するために、「ふれあい回数券」を購入する際に、「ふれあい回数券購入券」が必要となる。ふれあいパス交付時に12枚渡し、「ふれあい回数券購入券」が不足したら、地域福祉課へ連絡し郵送してもらう。
 バスを利用しない対象者には、代わりにJR小樽駅からほしみ駅間(年間20枚)と、南小樽駅から塩谷駅(年間30枚)のJR乗車券の交付を受けることができる。JR乗車券には有効期限はない。
 小樽市福祉部地域福祉課・亀田直澄主査は、「新年度から利用状況を詳しく調査するために、ふれあい回数券を購入する際に、必ずふれあい回数券購入券が必要となり、購入方法に負担をかけ申し訳ないが協力をお願いしたい。地域で購入冊数が違うなど、この調査によって分かる」と話した。
 なお、土曜日・日曜日除く3月28日(金)〜4月21日(月)は、市役所(花園2)本館1階で交付を行っている。
 ふれあいパス交付について
 ふれあいパスの利用者負担額の変更と利用状況調査のお願いについて