消防協力者や団体を表彰 火災予防や除雪に尽力


0307fier1.jpg 小樽市消防本部では、3月7日(金)の消防記念日9:30から、消防庁舎(花園2)6階講堂で、消防協力者への表彰式を行い、市内の女性防火クラブ3団体と消防水利除雪協力等の20名を表彰した。
 同表彰は、長年に渡り、火災予防や消防水利除雪に協力した団体・個人に贈られるもので、毎年、消防記念日に行われている。
 1948年3月7日に、消防組織法が施行され、消防が警察から独立し、自治体消防として新たに出発した。これを記念して、1950年に、国民自らの地域を自らの手で、火災その他の災害から守ることへの理解と認識を深めるため、3月7日を消防記念日として制定した。全国各地では、様々な行事が行われている。
0307fier2.jpg 中松市長は、「意義のある消防記念日に表彰された皆さんには、日頃からそれぞれの地域で火災予防の推進、消火栓の除雪など、長年に渡り尽力をいただき、深く敬意を表する。特に今年は降雪量が多く、毎日の除雪が大変な中、消防水利への協力をされ感謝している。今後共、安心安全なまちづくりのために、防災活動の推進に尽力してもらいたい」と挨拶した。
 引き続き、小樽市議会横田久俊議長や小樽市消防団島元隆男団長が祝辞を述べ、少年婦人防火委員会会長表彰を受賞した手宮町会婦人部・女性防火クラブ部長の又村悦子さんが、「大きな表彰をもらい、身に余る思い。今後も協力に努めたい」と話した。
 本市における住宅火災による焼死者数は、2012年3月から現在までゼロを継続している。火災発生件数では、昨年は44件と、一昨年より3件減少したが、今年に入ってからは、すでに11件の火災が発生している。