手話の輪を広げよう!「耳の日」"市民のつどい"


 3月3日は”耳の日”。それを記念して、市民のつどいが、3月2日(日)の13:00から16:00まで、小樽市身体障害者福祉センター(稲穂4)で開催される。
 毎年、3月3日前後の日曜日に開催し、多くの市民に聴覚障害者の現状や手話について、理解を深めてもらうために開催している。
 今回は、同センター2階体育室で、手話の会の約20人ほどのメンバーが、練習に練習を重ねた手話を交えて歌う「手話コーラス」を披露。曲目は「ふるさと」と「しあわせ運べるように」を予定。10名が前に立ち、会場に手話の輪を広げる。
 聴覚障害者が、日頃同センターで学ぶ書道や絵画の作品を展示紹介し、手話に関する本や手話通訳に関する本など書籍販売も行う。
 小樽ろうあ協会、小樽手話の会、北通研後志支部小樽班の3つの活動の報告も展示。おにぎりやパン・飲み物などの飲食バザーや、日用品や食品・手作り手芸品のフリーマーケットも開かれる。
 14:00頃から、聴覚障害者の今村彩子さん監督の「架け橋 きこえなかった3.11」を上映する。
 小樽ろうあ協会米谷正会長は、「小樽の隣の石狩市は、昨年、手話が言語であることを認め、手話基本条例を制定した。ろうあ者が求めていたことを皆さんに認めてもらった。小樽でも楽しく明るく会話できるような社会を作り、市民が理解し分かってもらいたい。そのためにも、小樽の一般市民にも参加してもらいたい」と話した。
 2014年「耳の日」記念市民のつどい 3月2日(日)13:00〜16:00
 小樽市身体障害者福祉センター(稲穂4)
 問合せ 0134-29-3724 ろうあ協会事務局
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