"管内経済は持ち直している" しりべし経済レポート (2014/02/17)

 財務省北海道財務局小樽出張所(港町5・岡田一則所長 )は、「しりべし経済レポートVol.70 」(平成25年10月から12月期)をまとめ、2月17日(月)に発表した。

 同レポートでは、総括判断として「管内経済は、持ち直している」とした。

 各項目別に見ると、

 個人消費では、主要小売店売上高動向を見ると、飲食料品が堅調で、僅かながら、0.8ポイント前年を上回った。新車では、消費税率引き上げを意識した買い替え需要や新型車投入効果から上回った。個人客が増え、ハイブリット車が免税のメリットがあり人気が高い。小売店等での買い物客も増えている。

 観光は、主要観光施設の入込み客数を見ると、東南アジアや台湾などの外国人観光客が好調で、前年を19.1ポイント大幅に上回った。メディア等のPRの影響があり好調。小樽市内の宿泊数も、前年比プラスとなり好調に推移。日本人では、団塊の世代60歳代の夫婦が多いと聞いている。しゃこまつりの効果もあったと考える。

 住宅建設では、新設住宅着工戸数でみると、持ち家は前年を上回り、貸家・分譲住宅ともに、前年を下回り、管内では目立った動きはなく、総体では下回った。

 公共工事では、発注のピークを過ぎている時期で、人手が足りない状況で、小口の工事が多く、業者側では、収益的には厳しいとの声もあり、前年並みとなった。

 生産では、水産加工は、たらこが前年より減少し、ミガキニシンやカズノコは例年並み。棒鋼は、春先の建設着工の遅れは解消し、出荷は増えてきているが、在庫調整のため減産。生コンは、官需・民需ともに順調とし、例年並みの動きとした。

 漁業は、鮭・鱒・ホッケが減少し、水揚げ量・水揚げ金額ともに前年を下回る。近年不振が続く。

 貿易では、輸出は、ロシア向け自動車や中国向けの再輸出品が好調で、前年を上回る。輸入は、ロシアからのカニが減少し、前年を下回る。

 金融は、資金需要は低調で、資金需要動向を見ると、管内の貸出金残高は、設備資金・運転資金ともに低調で、前年を下回る。

 雇用は、求職者数が減少し、求人数が増加したことから、前年を上回る。業種別で見た新規求人数では、卸売、小売業、宿泊、飲食サービス、建設業、製造業等が増加し、前年を上回り、改善の動きが続き、幅広い業種で求人が続いている。

 企業倒産では、10月2件、11月2件の4件で、件数は同数だが、負債総額は前年を下回った。

 前回(平成25年7月から9月期)との比較では、主要観光施設入込み客数が、前年比約20%近く上回ったこともあり上方修正。住宅建設は、前回までプラスで推移していたが、今回、前年を下回り、公共工事は前回まではプラスが前年並み。漁業は、前回は久しぶりに水揚げ金額が前年を上回ったが、今回は、水揚げ金額ともにに前年を下回ったことから、この3項目は下方修正した。

 個人消費や生産・貿易・金融・雇用・企業倒産は、前回判断と比較し据え置いている。これらを踏まえて、総括判断は、2期連続「管内経済は、持ち直している」とした。

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