堺町ぬくもりふるまい! 雪あかりメルヘン会場


 小樽雪あかりの路の開催に合わせ、小樽堺町通り商店街振興組合青年部では、「堺町ぬくもりふるまい」と題して、雪あかり期間中、先着300名に温かい飲み物を無料で提供している。
yukiakarisakaimachi.jpg 第1弾として、2月7日(金)から9日(日)までの3日間は、17:00から、あかりの路会場「メルヘン交差点・堺町通り」のメルヘン会場で、小樽ポセイ丼特製海鮮汁を先着300名に振舞った。観光客や市民らが配布テント前に並び、エビやカニの香り漂う海鮮汁に舌鼓を打ち、冷えた体を温めていた。
 同商店街は、昨年から「小樽雪あかりの路」に参加している。「組合青年部では、何か振る舞いをして、堺町へ来る機会の無い人にも足を運んでもらいたいと考え企画した。堺町のぬくもりを多くの人に感じてもらいたい」と同組合・山本一彦氏は話す。
 振舞われた海鮮汁は、小樽ポセイ丼の木村年宏社長(同組合青年部副部会長)が提供するカニやエビをベースにしたもので、会場周辺には海鮮の香りが漂っていた。

 開始の15分前から列を作り、3日間とも開始から30分程でなくなり終了した。通り掛かった観光客は、思いがけない振る舞いに喜んでいた。愛知県から訪れた20代の男性は、「あったかくて美味しい。偶然通り掛かりラッキーだった。とても良い香りがする」と話した。
 木村副部会長は「メルヘン会場に人が集まり、温まってもらいたい。始まる15分前から並んでもらい、企画して良かったと思った。堺町のテーマが雪のぬくもりと温かさをイメージしているので、会場へ来て温まってもらえたらと思う」と話した。
yukiakarisakaimachi1.jpg
 また、会場には、除雪した雪の塊を利用して、巨大かまくらを設置。中には、雪だるまが入っている。昨年、オイルランプを試験的に灯し、風を防き消えにくい利点があるとして、今年は、同商店街加盟店88店舗に2個ずつ配布し、300個のオイルランプで灯を演出。昔、ロウソクの灯とともにオイルランプも生活の必需品だったこともあり、同イベントに合うと思い取り入れたという。
 同会場では、優しい灯を楽しむ多くの観光客が行き交い賑わっていた。
 <堺町ぬくもりふるまい>
 ●銀の鐘特製ココア     10日(月)~12日(水)
 ●ルタオホットチョコレート 13日(木)~16日(日)
 ●ふるまい時間:17時からなくなり次第終了
 ●ふるまい会場:メルヘン会場(メルヘン交差点広場)