干支のアクセサリーを作ろう!美術館のワークショップ


artworkshop1.jpg 新年を迎え、今年の干支の”午(うま)”のアクセサリーを作るワークショップが、1月13日(月・祝)、市立小樽美術館(色内1)1階ミーティングルームで、10:00と13:00の2回開かれた。
 木工工作の体験を通じて、物づくりの楽しさに触れ、美術に関する教育普及を図ることを目的としている。
 10:00開始の午前の部には、小学3年生以上の児童と親・祖父母の保護者を含め、30名が参加した。
 旭司益(もりよし)副館長が講師となり、「様々な工夫を凝らし、午のイメージをどんどん膨らませ、世界に一つだけの午を作ってください」と話し、電動ノコの使い方などを含めて作業工程を説明し、見本も紹介した。
artworkshop2.jpg 柔らかく作業しやすい桐の木を使用し、練習用の合板で練習してから、本番に入った。電動ノコに慣れているボランティア3名も指導にあたり、6台がフル回転し、轟音が会場に響いていた。参加者は、真剣な面持ちで電動ノコを使用し、思い思いの午を形取っていた。
 形取った木の切り口を、紙ヤスリでなめらかにして、ドリルで目の穴を開け、金具や革ひもを付ける穴も開けて、完成させた。
 冬休みの自由研究にする子ども達も多く、工夫を凝らし、自由な発想で、思い思いの作品づくりに夢中になっていた。
 一番最初に完成した朝里小学校3年生の竹内佳那さんは、「電動ノコでカーブが難しかったけど、うまくいったと思う。自由研究の作品にしたい」と話し、祖母は「小学校3年生からが対象で、結構難しかったが、楽しそうに作っていた」と話した。