新年の準備 大型サイズのカレンダー作り!


1221PCcalender1.jpg 年の瀬も押し迫り、新年を迎える準備のひとつ、恒例の「パソコンで作り」が、12月21日(土)10:00から、小樽市総合博物館(手宮1)2階研修室で開かれ、7組の家族10名が参加した。同館・東山一成学芸員が講師を務め、他2名のスタッフが対応に当たった。会場には、大型プリンターと、参加人数分のパソコンが設置された。
 広報おたるで募集したところ、定員6名に、21日(土)は7組(10名)、22日(日)は9名、23日(月)8名と、定員を超える人気の講座となりリピーターも多い。
 大型プリンターは、同館所有のイベントの案内などのパネル作成に使用しているプリンターで、A1サイズ(A4の8枚分)が印刷でき、これを使用して来年のカレンダーを作成する。例年通り、A2サイズで2枚、A1サイズで1枚のどちらかを作成した。
1221PCcalender2.jpg はじめに、東山学芸員から作成方法の説明があった。今年もインターネットで流通の「オーズ・カレンダー・ライブラリーEX」というカレンダー専用ソフトを使用。1ヶ月や6ヶ月、12ヶ月などのカレンダー形式や文字サイズや色などの書式を選択し、気に入った写真を挿入して作成する。
 参加者には、あらかじめカレンダーに使う写真のデータを用意してもらい、思い出の写真や、好きな写真など、画像選びから始め、どんな形のカレンダーにするか考えながら、それぞれの個性が光るオリジナルのカレンダーの制作に励んだ。
1221PCcalender3.jpg 写真を枠の中に入れる際に、写真をトリミングすることにより余白を少なくする説明など、詳しく丁寧な指導が行われた。
 同プリンターで印刷したものは、直射日光や空気に触れると色あせてしまうので、UVカットのフィルムなどを貼り展示すると良いとの注意もあった。
 東山学芸員は「機器に慣れ親しみながら、写真の配置など考え、普段、体験できないプリンターを使用してカレンダーを作ってもらおうと開催している」と話した。
 1時間以上かけて、オリジナルカレンダーのデータが完成し、順番に印刷が始まった。A1サイズで約10分程の印刷時間がかかった。
 市内在住の菅原ひとみさんは、A1サイズで12ヶ月分のカレンダーを作成。「カレンダー作りが始まって5~6年。ずっと参加している。毎年孫3人の写真をカレンダーにして作っている。退色しないように、額に入れて玄関に飾り、楽しんでいる。今回は初めて、日本ハムファイターズ・栗山英樹監督と孫との写真を選んだ。今年8月、栗の樹ファーム(栗山町)へ行った時、偶然、栗山監督が来ていて、写真をお願いしたもの」と完成に満足していた。
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