商大生マジプロ!イオン食品売場でマネキン販売


majiproAKY1.jpg 小樽商科大学(緑3)では、学生が小樽の活性化について本気で考えるプロジェクト(通称マジプロ)が、今年は11の課題に45名の履修者が11チームに分かれて様々な取組みを行っている。
 そのひとつ、ご当地グルメアレンジレシピの考案に取組む「Smiles for ALL」チームが、11月19日(火)9:00から17:00まで、イオン小樽店(築港)1階食品売場で「マネキン販売」を行い、一般家庭へのあんかけ焼きそばの浸透を図った。
 「Smiles for ALL」は、同大学4年生4人と2年生1名の5名で構成。B級グルメとして小樽をPRする「あんかけ焼きそば」に着目し、一般家庭でもなじみ深く食卓に登場するメニューとなり、地域活性化に繋げたいと考えた。東洋水産株式会社の協力のもと、同社の「あんかけ焼きそばチルド麺」を使った3つの簡単レシピを考案した。
 会場では、かにかまぼこ入りの「あんかけ天津焼きそば」を実演し、試食を提供。マネキンさん1名が助っ人となり、学生が2名ずつ交代で、レシピの内容や作り方などを、買い物客へPRし、アンケートにも協力してもらった。
majiproAKY2.jpg この日は、イオンお客様感謝デーのため、人通りが多く、のぼりや学生の呼び込みの声に反応した買い物客が来場した。学生が勧める作り方に耳を傾けながら、次々と、焼きそばを買い求めていた。通常価格198円のところ138円の格安で販売。300個を目標とした。
 他のアレンジレシピは、ご飯を細かく刻んで麺と一緒に炒めた「あんかけ焼きそば飯」や「あんかけ春巻き」で、何度も試食を重ね改善し完成させた。今回の販売を通じて、一般家庭へあんかけ焼きそばの浸透を目指した。
 同大学4年の田中海さんは「お客さんもフレンドリーで集まってくれて楽しかった。火曜市に合わせて行い、人出も多く、地域活性化に繋げたい」と話し、同大学2年・田中しおりさんは「思った以上にお客さんが興味を示してくれて嬉しかった」と話した。
 マネキンさんは、「若者のパワーがあり、大きな声にお客さんがより集まり良かった。焼きそばも売れている」と笑顔で話した。
 これまでの半年間のプロジェクトの成果を協力機関や一般市民に発表する最終発表会を、12月14日(土)に予定している。開催場所や時間は未定。
 マジプロ
 関連記事