三世代が優雅に踊る「ダンススポーツ競技大会」開く

 10月27日(日)、いなきたコミュニティセンター(稲穂5)4階体育室で、「三世代交流~第8回札幌圏ダンススポーツ競技大会」・「第6回おたるダンススポーツ競技大会」・「第6回全国ジュニアダンススポーツ・スポーツ少年団交流大会」が開かれた。
otarudancesports.jpg 長野県、群馬県を中心に、全国各地から110組が参加し、日頃の練習の成果を競い合った。選手同士が刺激し合い、選手の家族や関係者、社交ダンス愛好家らが競技を見守った。
 さらに、ジュニアからシルバーまで三世代のダンサーが出場し、ダンスを通じて交流を深める場となった。今年で6回目を迎えた。
 ダンスうんどう塾(小林英夫塾長)の群馬支部に所属する、平成25年度JOCオリンピック有望選手・菅原一樹選手(中3)や全日本ジュニアチャンピオンも参戦。菅原選手は、いつものパートナーではなく、普段から同塾で練習に励んでいるパートナーと、今大会のために練習をして出場するなど、「日頃の努力に報いる出場となり、今大会初試みで見所となる」と小林塾長は話した。
 また、5つのチームが出場し、三世代が交流する「ダンスうんどう団体戦」を開催。リズム体操・メレンゲ・アヤトリの3種目でしのぎを削った。

 競技ダンスは、ラテン(サンバ・チャチャチャ・ルンバ・パンドブレ・ジャイブ)とスタンダード(ワルツ・ダンゴ・スローフォックストロット・クイックステップ・ヴェニーズワルツ)の10種目がある。審査員の厳しいまなざしの中、選手達は、それぞれの曲に合わせ、パートナーと息を合わせながら、優雅に踊り練習の成果を発揮した。
 同塾の有望選手・樋掛輝君(長橋小5年)は、堂々したダンスを披露。母親は「この大会で、全国で活躍する選手を見て、スピード感や表現力を学んでもらいたい。結果よりも大会に出場したことで、良い影響を受け、今後、演技に活かしてくれればと思う。本大会は、昇級試験も兼ねていて、上の級を目指してもらいたい。大人は優雅さがあり、子どもの元気な踊りも好きです」と話した。
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