防災ポスターコンクール 力作10点を表彰


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 平成25年度防火・防災ポスターコンクールの表彰式が、10月17日 (木)17:00から、小樽市役所別館(花園2)4階第3委員会室で開かれ、市内の小学生10名が受賞した。
 毎年、秋の火災予防運動実施期間に合わせて表彰式が行われ、小樽市消防本部が行う火災予防広報活動の一環として、市内の小学生へ火災予防や防災について理解を深めてもらい、また、この活動を通じて、家庭や学校の防火防災思想の啓発と高揚が図られることを期待して実施している。
 今年度は、市内16の小学校から60名の応募があり、10月10日に、消防長や各協力団体による審査会を行った結果、小樽市消防長賞・小樽市防火協会会長賞など10点が決定した。
fireposterconcours1.jpg 小樽市消防本部・青山光司消防長から、受賞者1人ずつへ賞状と記念品が贈呈された。青山消防長は「各賞を受賞しおめでとうございます。今年は60点の応募があり、その中から皆さんの作品は、火災の危険性や火災予防の大切さを良く表現し、素晴らしい作品だ。小樽では、今年に入ってから33件の火災が発生し、昨年はもっとも少ない年となったが、今年は、昨年と同じ時期よりもさらに8件少ない件数となった。火災で亡くなった方はひとりもいない。これは、昨年の3月からずっと継続し、大変うれしく思っている。火災は、ちょっとした不注意から発生することが多く、ほんの少し注意をしたり、お互いに声をかけたりすることで減少する。急に寒くなりストーブを使う機会が多く、15日から今月末までの秋の火災予防運動に協力をお願いしたい」と述べた。
 画用紙いっぱいに真っ赤な消防車を描き、火の用心の文字が目立つ作品で、小樽消防設備協会会長賞を受賞した、塩谷小学校2年生の相田真緒ちゃんは「消防車の絵を描き初めてコンクールに応募した。賞をもらいとても嬉しかったが緊張した」と感想を述べ、母親は「賞をもらい嬉しかったと思うので、これを機に、さらに絵を描くことを好きになってもらいたい」と話した。
 10月21日(月)~25日(金)に小樽市庁舎(花園2)1階渡り廊下で、10月26日(土)~31日(木)にウイングベイ小樽(築港11)1番街3階JR小樽築港駅側に、応募作品60枚をすべて展示する。
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