"小樽ほほえみフェスタ2013"都通り商店街8/30・31


0830hohoemifes1.jpg 元気・優しさ・ふれあい「小樽ほほえみフェスタ2013」が、都通り商店街(稲穂2)で、8月30日(金)・31日(土)の2日間で開かれ、市内や余市の障害者と係る施設や小樽市保健所、小樽市身体障害者福祉協会など17団体が参加した。主催は、小樽市「障害者週間」・ほほえみフェスタ実行委員会。
 小樽市では、平成3年度に、障害者団体、施設、ボランティア団体などを構成団体とする小樽市「障害者の日」啓発活実行委員会が発足した。平成16年の障害者基本法の改正に伴い、12月3日から9日までを「障害者週間」とした。これに伴い、平成17年度から小樽市「障がい者週間」・ほほえみフェスタ実行委員会として活動している。
 障害者年を機に、市民に障害者問題の理解と認識を更に高めてもらうという目的と、障害者の福祉の増進に寄与するための事業。
 同フェスタは、今年度に入り、潮まつりに合わせて行う「ドンドコ・ザブ~ン!フェスタ」に続き、今回2回目は「千客万来!元気百倍!フェスタ」と題して、ボランティア活動パネル展、授産製品即売会などが開かれている。
 小樽肢体障害者福祉協会では、書道教室と絵画教室で制作した作品を展示。活動内容や各教室の紹介などが書かれたチラシを配布し、一緒に学ぶ会員への案内と啓発活動を行っている。
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 NPO法人余市はまなす(余市町・利用者20名)は初参加。朝採れたての新鮮な無農薬の野菜を販売。職員と利用者で丹精込めて作ったトマトや粘り気があるつるむらさき、茎まで食べられるブロッコリー・スティックセニョール、ピーマン、トマトジュース、ぶどうジュース、黒豆入りヤーコン茶、廃油石鹸などを販売。手作りのアップルパイも販売。通りがかりの市民らが手に取り、調理方法などを聞いて買い求めていた。
 ステップアップおたるでは、木工品の椅子やフクロウなどの飾り物の手芸品を販売。
 小樽四ツ葉学園では、人気の造花1束50円に人が集まっていた。他にも豆類や籐工芸品、手芸品が並んでいた。「利用者が作った手芸品などの作品を、買いに来てください」とPRしていた。

 北海道宏栄社では、同フェスタ人気商品のウエス用の中古タオルを5枚入り200円で販売。道内の障害者施設からの委託販売も行っている。食品類が多く、道東の珍味など格安で販売。午後からは利用者が販売体験する。同職員は、「施設を利用している方は、交流の場が少ないのて、アーケード内で一般の方と交流する機会が持て、有意義な時間となる。利用者は、緊張しながら一生懸命に販売している」と話した。
 8月31日(土)は11:30から17:00まで開催。また、3回目「優しさをありがとう!」フェスタは、12月5日(木)と6日(金)に、長崎屋小樽店(稲穂2)で開催を予定している。
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