北照野球部 市長へ甲子園の報告


 8月9日に夏の甲子園(第95回全国高校野球選手権大会)に出場した北照高校野球部は、常総学院(茨城)との対戦で、初戦敗退の残念な結果に終わった。
0822hokusyo.jpg 22日(木)8:40から、小玉校長・河上監督・上林部長・吉田主将・大串投手が、戦果報告のため、小樽市長を表敬訪問した。
 3年ぶり3度目の出場の北照高校に対して、2年連続15回目の強豪・常総学院との対戦では、ヒットに恵まれず得点に結びつかなかった北照に対して、常総学院は6対0の完封勝ちを果たした。
 吉田主将は「強豪という相手を迎え、最後まで相手のピッチャーに抑えられ、援護できず悔しい結果となった。また、違うステージでこの悔しさをバネにしたい」と試合を振り返った。
 また、大串投手は「テーマは笑顔で、自分自身も笑顔を絶やさずと思っていたが、厳しい場面もあり、自然と笑顔がなくなってしまった。北照の良い所が継続できず、もったいない思いをした。もっと試合を楽しみたかった」と残念な表情を見せた。
 野球部の後輩達に対し、吉田主将は「その舞台(甲子園)に帰り1勝し、監督にプレゼントしてもらいたい」と話し、大串君は「甲子園は自分で経験しなければ分からない所なので、自分達の足で経験してもらいたい」と話した。
 今回の甲子園での試合が最後となった2人の選手の今後について、吉田主将は「プロ野球へ進みたい」と答え、大串投手は「大学へ進学し、野球を続けたい」と答えていた。
 中松市長は「次ぎのステージでめいっぱい頑張ってもらいたい。いつでも応援している」とエールを贈り、握手を交わしていた。
 なお、第26回IBAF18Uワールドカップに参加する派遣選手に、吉田雄人主将が選ばれたと報告を受けた。同校では初めて。同大会は、台湾台中で、8月30日から9月8日の日程で開催される。日本高等学校野球連盟が編成する高校日本代表チームで、春からの試合で活躍した選手を中心に選考している。
 第26回IBAF18Uワールドカップ
 日本高等学校野球連盟〜高校日本代表
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