図書館の本でクイズを解こう!小学生がチャレンジ!


tosyokanquiz1.jpg 市立小樽図書館(花園2)では、夏休みの小学生を対象に様々な企画を用意「2013図書館サマーフェスティバル」を開催している。
 8月9日(金)14:00には、同館2階視聴覚室で「図書館クイズ大会」が開かれた。
 同館・司書の海藤 久仁子氏が、小学生高学年向けに、同館1階児童室の図書を参考にすると解ける問題を、「ダンゴムシの足の数はいくつ?」や「マッチうりの少女で、少女が3本目にマッチをすったら出てきたものはなに?」など、社会や理科、伝記などのジャンルから10問出題。子ども達は真剣に問題にチャレンジした。
 また、図書館での本の分類の仕方に慣れてもらうことも、この企画の重要な目的のひとつで、同図書館でも、公共図書館や学校図書館で使われている図書の分類法「日本十進分類法」に基づいて分別している。海藤氏は「問題を解く時に、何を見たらよいのか、どこにその内容の本が置いてあるのかに慣れながら、問題にチャレンジし楽しんでもらいたい」と話した。
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 参加者は、注意事項を聞き、制限時間45分で開始した。児童室前の検索器には、花園小学校5年の葛西祐翔君と小笠原達風君が、日本のカエルの種類や夏の第三角の星について、図鑑や辞典で調べた。なかなか答えが見つからず、何度も検索器で調べていた。
 制限時間が終了し、参加者たちが視聴覚室へ戻り、採点してもらった。今回の最高点は9点で、参加者は半分以上解けていた。みんな上級と褒められていた。
 葛西君は「友達と相談したが答えが間違っていたり、分っていると思っていた問題が間違っていたり、解けない問題もあり、難しかったが、楽しかった」と話し、小笠原君は「沢山図書館へ来ているけど、知らないことが多く、本の場所や調べ方も分らなかった。問題は良く出来なかった。友達と一緒にまた参加したい」と話した。