豪華客船「飛鳥Ⅱ」今年の勇姿!見送りに約200名

 日本最大の豪華客船「飛鳥Ⅱ」が、7月29日(月)20:00、夏の北海道・サハリンクルーズの乗客679名を乗せて、予定より早く、小樽第3号ふ頭に入港した。
 強風で出港できなくなる可能性が高いことから、時間を変更し29日(月)10:00に稚内港を出港、20:00に小樽港へ入港、55名が下船した。
asuka2.jpg 「飛鳥Ⅱ」の入港は、今年は今回の1度きりで、その勇姿を見ようと大勢の客船ファンが港を訪れた。
 「飛鳥Ⅱ」は、名船「クリスタルハーモニー」を改修した日本最大の12階建の客船。総トン数50,142トン・全長241m・全幅29.6m。
 30日(火)9:00から船内見学会を開催。市民ら100名が乗船し、1時間半ほど優雅な豪華客船船内を見学した。
 13:00の出港に合わせ、小樽クルーズ客船歓迎クラブ会員や市民、運がっぱや人力車の俥夫ら200人が見送りに埠頭へ集まった。大勢の乗船客がデッキに出て、小樽潮太鼓保存会による力強い打演を聞きながら、紙テープを放った。

 色とりどりのテープが舞い、長笛を鳴らしながら、船体が岸壁からゆっくりと離れると、次々と紙テープが切れ、風に舞った。見送りの人々は、旗や手を左右に振り、船体が遠くなるまで見送っていた。
asuka2-1.jpg 「飛鳥Ⅱ」は、第3号ふ頭を後向きに進み、埠頭を離れてから船首を前にして小樽港を後に、横浜港へ向けて出港した。
 第3号埠頭では、客船の入港や出港に合わせ、物産ブースを設置。今回は、小樽観光協会や駅なかマートタルシェが、小樽の特産物などを販売していた。
 次回は、8月12日(月)14:00第3号埠頭に、客船「カレドニアン・スカイ」(4,200トン)が、初寄港する予定。
 2013年小樽港クルーズ客船寄港予定
 飛鳥クルーズ〜夏の北海道・サハリンクルーズ スケジュール変更について
 飛鳥クルーズ〜夏の北海道・サハリンクルーズ