市内で初!高島小を「ユネスコスクール」に認定


takashimaunesco2.jpg 小樽市立高島小学校(高島5・吉田志津雄校長)で、7月25日(木)9:30から、同校体育館で、「ユネスコスクール認定証伝達式」が行われた。
 上林猛教育長・北海道ユネスコ協会秋庭 一憲事務局長・小樽ユネスコ協会丸田謙ニ郎会長ら関係者が出席。本日、終業式を終えた全校児童321名が見守る中、教育長から吉田校長へユネスコスクール認定証が授与され、丸田会長から6年生の野沢歩希児童会会長へプレートが贈呈された。
 ユネスコスクールとは、ユネスコ憲章に示されたユネスコの理想を実現するため、平和や国際的な連携を実践する学校。フランスのパリに本部があり、そこで審査し認定する。世界180以上の国・地域で9,000校以上のユネスコスクールがある。
takashimaunesco1.jpg 2013年6月現在では、国内の加盟校は578校(小学校256校)・道内には39校(小学校14校)ある。後志管内では、昨年7月、留寿都小学校が管内で初めて認定されている。
 吉田校長は、「高島小学校では、ユネスコスクールの仲間入りをするために、昨年から準備してきた。これから、特に高学年の総合的な学習で、地域のいろいろな良い所を見つけることなどもユネスコスクールの活動に含まれる。みんなでユネスコスクールの加盟を喜び、2学期から詳しい話をしていきたい」と挨拶した。
 秋庭事務局長は、「世界の加盟している学校とネットワークを通じて、情報や経験を分かちあい協力する。地球規模の問題や高島小学校でのテーマとして掲げられていることを、交流を深め、学習が進化され、より豊かな学びができる学校になった。同校は130年の歴史があり、先人達について学び、自然や文化を大切にする教育を実践する。世界で学校に行けない子ども達が約6,100万人いる。takashimaunesco3.jpgそのような子どもを応援し、世界遺産もユネスコが最終的に審査し決定している。ユネスコ憲章の『心にとりでをつくろう』という言葉がある。ユネスコスクールに認定され、いろいろなことを勉強していきましょう」と激励した。
 プレートを受け取った野沢君は「すごいことだと思う。これからいろいろと勉強していきたい」と話した。
 同校では、7月26日(金)から25日間の夏休みを過ごした後、2学期からは、平和・人権・ふるさと学習について、主に高学年の総合的な学習で取り入れ、低学年では、少しずつ積み上げていくように指導することにしている。
 ユネスコスクールHP
 ユネスコスクールHP〜加盟校一覧
 ユネスコスクールHP〜加盟校情報