近郊の雑貨作家集結 "ZAKKA SAKKA carnival"


zakkazakka1.jpg 小樽・札幌近郊の手づくり雑貨作家が集結した「2013 ZAKKA SAKKA carnival」が、7月14日(日)、運河プラザ(色内2)3番庫で初開催した。
 鮮やかな布の小物や、アクセサリー、バック、陶器などの雑貨作家22店舗と株式会社ぎんざ、クラフトショップれん、ひより小樽店、セイコーマートなかたが協力して参加。多彩でおしゃれな雑貨が会場に集まり、雑貨ファンをはじめ市民や観光客を楽しませた。
 「『ないから作る ゼロから造る みんなで創る』をテーマに、他にはないような同イベントでしか味わえない喜びを届けたい」と「ZAKKA de ALTO」吉田真樹主催代表が考え、「手作り雑貨作家の認知と小樽の魅力を伝えることを目的に、作家さんやお客さん、みんなが良かったと思えるのが一番だと思う。是非、来年も開催したい。出展店舗をもっと増やしても良いと感じた」と話した。
zakkazakka3.jpg 小樽を拠点とする「バグヌート」(花和貴心代表)では、水牛やシカの角、牛骨などを素材にポリネシア文化圏の伝統工芸のボーンカービングを製作販売している。珍しい物では、カバの牙やクジラの歯などを素材にアクセサリーを製作している。
 また、オーダーメイド家具やデザインをしている北広島の「AdoM」(眞下桂輔代表)では、木目を活かした木製バックを販売。今年からバックを手掛け、工芸品を広め、木のぬくもりやチェック模様のキラキラ感などが楽しめる作品を展示販売。使い込んだ風合いも楽しんでもらいたいという。アフターも万全。眞下代表は、「このようなイベントには初めての参加で緊張したが、作家さんたちが明るく接してくれた。ハンドメイドに興味がある人が沢山いると感じ、また参加したいと思う」と話した。
zakkazakka2.jpg クラフトショップれんでは、硝子製品販売やジェルキャンドルやサンドグラスなどの製作体験を用意。製作時間30分から1時間で持ち帰ることができる。金箔打製法・あぶらとり紙専門店ひより小樽店では、あぶらとり紙9種類と、マカロンストラップなどのオリジナル手作り小物を販売。今年3月から製作に取り掛かったオリジナルタッセルの店「Grande Roue」では、色とりどりのタッセルを使ったストラップや栞を販売。販売担当者は、「お客さんとの会話を楽しみ、反応を見てそこから得るものも多い」と話した。
 会場いっぱいに個性豊かな作品が並び、大勢の人々が会場に訪れていた。
 買い物で訪れた市内女性は、「雑貨が大好きで来た。作品はとても手が込んでいる。リバティの生地を使ったお気に入りの小物を買った」と笑顔で話した。
 なお、出店料の一部を「OTARUワールドフレンズ国際支援交流ボランティア団体」へ寄付する予定。