小樽市議会 第2回定例会開く


council0612.jpg 小樽市議会(横田久俊議長)の第2回定例会が6月12日(水)13:00から、市議会本会議場(花園2)で始まり、中松市長は、任期折り返し初の議会となる。
 「会期の決定」を行い、6月12日(水)から28日(金)までの17日間とすることを決め、常任委員の所属変更についても承認した。日程表
 本定例会には、平成25年度一般会計補正予算の先議分と通常分の2件。子ども・子育て会議条例案、市営住宅条例の一部を改正の条例案など3件。その他の議案が2件、承認を求める専決処分報告が1件、その他の報告等が10件が上程された。
 12日の本会議で中松市長は、各案件について、提案理由の概要を説明した。「国の平成24年度補正予算で創設された失業者の雇用・就業機会の創出や地域のニーズに応じた人材育成を行なうため「起業支援型雇用創造事業」として、『商店街情報発信ICT利活用事業費』『海外販路拡張支援事業費』『北運河および周辺地域観光戦略プラン策定事業費』の3つの事業に係る経費を計上した。また、『小樽市子ども・子育て支援事業計画』を策定するためのニーズ調査等の経費、『済生会小樽病院』の移転新築にあたり、北海道済生会に対する地域総合整備資金貸付金などについて所要の経費を計上した。これらの財源として、国・道支出金、寄附金、諸収入及び市債を計上し、一般会計における補正額は、歳入歳出ともに、3億5,142万円の増となり、財政規模は580億5,925万6,000円となる」と説明した。平成25年度第2回定例会市長提案説明
 また、共産党は、毎定例会で提案している非核港湾条例を提出し、その提案説明も行った。
 本定例会は、この後、議案調査のため休会となり、17日(月)から会派代表質問や一般質問が行なわれる。
 本会議終了後、永年勤続議会議員へ全国市議会議長会表彰状伝達式が行なわれ、横田議長より表彰状が各議員に贈られた。議員在職30年以上表彰には、北野義紀・久末恵子議員。議員在職10年以上表彰には、山口保・斎藤博行・中島麗子・山田雅敏議員の6名。
 横田議長は、「長年の議員活動を通じ、本市の地域振興と市政の発展に寄与され、努力と功績に対して表彰されたものである。ここに深く敬意を表し、心からお祝いを申し上げる。今回の表彰を機に、市民の期待に答えるため、ますますの活躍と小樽の市政の発展に尽力されることを願う」と述べた。