写真の日に「ラブ・フォト・メッセージ」


photohamada.jpg 全国50歳以下の若手カメラマンや写真館経営者約500店舗が加盟するPGC(パイオニア・グリーン・サークル)では、6月1日の「写真の日」キャンペーンイベントとして「ラブ・フォト・メッセージ」を主催した。幕末の頃、薩摩藩主の島津斉彬を撮影したのが、日本初の写真と言われ、6月1日に撮影されたことから、この日を「写真の日」とした。
 同イベントは、普段言えない感謝の想いを大切な人へ贈るもの。写真館やロケで撮影した写真に、手書きのメッセージを載せた「ラブ・フォト」を、キャビネサイズ(A5サイズ程度)の額に入れ、6月1日の写真の日に、贈りたい人のもとへ郵送する。特設ホームページでも、6月1日の0:00に一斉に公開した。同サイトでは、北海道、東北、関東甲信越、東海、近畿四国、中国、九州、沖縄の8つのエリアに分け、公開している。初めての企画だったが、参加者には大変喜ばれ好評を得た。
 市内で写真店「スタジオフォトス/フォートハマダ」(花園1)を経営する濱田剛さんは、6年前から団体に参加。撮影の勉強会や写真に関する本の出版、人を幸せにする力を広め、写真店が元気になるよう様々な活動に参加してきた。
 今回の企画では、10組の「ラブ・フォト・メッセージ」を作成し、同公開サイトでは、7組を公開している。「これからも長生きしてね」「いつもありがとう」などの言葉が書かれ、写真館やロケで撮影したものを使用。卒業や入学時に写した写真を使うこともでき、孫がメッセージを手書きし、写真とともに、祖父母に贈り、大変喜ばれた。
 濱田さんは、「写真館での撮影は、敷居が高く思われがちだが、カジュアルなスタイルで気軽に利用してもらいたい。お盆などに家族が集まった時に写真を撮り、次回の写真の日に郵送も可能。贈る人の手書きの文字に意味があり、これをきっかけとしてもっと写真を撮ってもらいたい」と呼び掛けている。
 なお、スタジオフォトス/フォートハマダでは、「スマイルキッズ2013」と「OTARU家族の絆2013」を9月に開催する。その写真展参加の各25組の子どもや家族を7月まで募集している。
 スタジオや小樽の好きな風景をバックに撮影。撮影した中から気に入った1枚を六つ切りサイズにプリントし、額に入れ、9月予定の写真展に展示し、終了後はプレゼント。定員になり次第締め切る。参加料3,675円。予約は、スタジオフォトス/フォートハマダ(0134-33-7758)まで。
 
 ラブ・フォト・メッセージキャンペーンページ
 ラブ・フォト・メッセージチラシ
 スタジオフォトスHP