『劇団うみねこ』 公演へ向け熱のこもった稽古 (2013/05/18)

gekidanumineko1.jpg 「劇団うみねこ」(吉川勝彦代表)は、6月8日(土)の公演へ向けて、熱の篭った稽古が続いている。3月10日(日)に出演者の初顔合わせを行ってから、それぞれの配役に近づこうと日々努力を重ねてきた。

 今回の公演は、同代表が脚本した創作劇「風のなかのじゅん太~都会編~」を上演。街を放浪しているノラ犬じゅん太と、富裕の屋敷で育てられているお嬢様猫ルナとの出会いと愛情を描いた作品。子ども達が充分楽しめるよう、劇中に、明峰高校太鼓部による和太鼓演奏、ダンス、歌、立ち回り、生ピアノ演奏などを織り込み、同劇団や小樽のアマチュア演劇史にはない作品となる。5〜72歳のキャスト56名、スタッフ等を含めると総勢94名の大所帯で、同劇団としては史上2番目となる。

 5月18日(土)は13:00から21:00まで、小樽青少年ホーム2階でメインキャスト13名が集まり稽古に励んでいた。窓から満開の桜が見える稽古場には、キャストが配役になりきり、演技の稽古が続いた。
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 目線や顔の位置、その場面でのキャスト達との打ち合わせを何度も繰り返した。演出や演出助手などの意見を取り入れて自分で考え役を演じる。手ひとつの動きが役者の気持ちを表現する。役の気持ちを考え想像し、自分のものにしていく。

 小樽商大演劇戦線からキャストや演出助手など5人が参加。その中のひとり同大2年の高橋理沙さんは、主役ノラ犬じゅん太の友達ゴン蔵の彼女サリー役を務める。今年の1月に大学の演劇部に入り、役者としての経験は2回目。「苦戦中で、立ち方が真っ直ぐじゃなく、客席からも見栄えが悪く気になる。身振りや手振りは、台詞よりも大変。子ども向けの演劇なので大人に見られるのと違う。子どもから大人まで楽しめる劇にしたい。猫らしさ犬らしさを仕草に出すことは難しい」と話した。
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 主役のお嬢様猫ルナ役の板山香織さんは、高校時代から演劇部で、昨年4月に高校を卒業してうみねこへ入団。「うみねこに入ってから高校演劇との違いを実感。中学生や大学生にも楽しんでもらえるように、自分の演技が大人向けにならないように努めている。役どころは、お嬢様猫で、外の世界を知らない猫が脱走し、外の世界を経験するので、いきなり街に飛び込んだことを想像しながら、そのドキドキがまだ出せず、上手く表現したい」と話した。

 お嬢様猫ルナの祖母猫を演じるキャスト最年長の薬師セツ子さんは、「引き受けた以上は不安もあるが頑張っている。コーラスの経験はあるが、1人で台詞を言うのは初めて。祖母猫が、純粋に孫が可愛い感じを表現したい」と意気込みを語った。

 劇の終盤には、藤村美咲さん(うみねこ)が、「黄昏のビギン」で美声を響かせる。
「高まる期待!広がる不安!」と吉川代表はつぶやき、公演日に向けて熱の篭った稽古が続く。

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