ソメイヨシノ開花!桜前線ようやく小樽に到着


0514sakura1.jpg 市内の主要な桜のソメイヨシノが、例年より遅く、ようやく5月13日(月)に開花した。小樽市街の開花の”標本木”とされている小樽警察署(富岡1)前庭にあるソメイヨシノが開花し、市民に桜前線の到来を告げている。
 今年の北海道は、低温による寒さが続き、桜の開花が大幅に遅れていた。札幌管区気象台は、13日に標本木のソメイヨシノの開花宣言を行った。これは例年より10日、昨年より12日も遅い開花で、同気象台での記録では、観測以来2番目に遅い開花となっている。
0514sakura3.jpg 小樽の桜(ソメイヨシノ)は、例年は4月下旬から5月のGW期間中が多いが、今年は低温続きで開花が大幅に遅れていた。 昨年(2012)は4月30日に開花したので、それより12日遅い開花となった。
 桜前線の小樽到着で、ようやく北の春が本格的な季節を迎える。小樽はここ数日も厚い雲に覆われた曇天が続いており、最高気温も13日13.8℃、14日13.5℃と桜の気温15℃にまでは上がっていない。0514sakura2.jpg
 桜前線の到来で、市内の桜名所の手宮公園、手宮緑化植物園、JR南小樽駅、花園橋、水天宮、小樽公園、平磯公園、宏楽園など、あと2~3日で満開を迎えることになり、今週末には、桜見物の市民が各所に出掛け、ようやく桜と新緑を迎える季節が駆け足でやって来る。
 市内の桜前線は、市街から周囲の山に登り、最終には小樽天狗山の天狗桜が満開を迎えて終わる。
 天狗桜は例年は5月20日前後が見頃となるが、今年の天狗山はまだ残雪で埋まっており、満開までは例年より大幅に遅れ、5月下旬頃になりそうだ。