メルヘン交差点のエゾヤマザクラ咲く


0512sakura2.jpg 小樽の観光名所のひとつ、堺町通りのメルヘン交差点にあるエゾヤマザクラが5分咲きとなり、外国人観光客の目を楽しませている。
 GW期間中は、低温による寒気と曇天下で降り続く雨で、小樽の桜の蕾は身を潜めていたが、ようやく5月中旬となり、日中気温も2桁台に乗り、市内のあちこちでエゾヤマザクラが開花し始めた。
 5月11日・12日の週末も厚い雲に覆われる生憎の天候となったが、それでも市内の観光名所には、観光客の姿が多く見られた。最高気温も、11日(土)13.5℃、12日(日)11.5℃と、桜が咲く15℃を下回っていた。
 
0512sakura1.jpg 堺町通りのメルヘン交差点にも、外国人観光客が団体で次々と押し寄せていた。人気の洋菓子店は人で溢れていた。交差点脇にあるエゾヤマザクラが5分咲きとなり、観光客がしきりに記念撮影に興じていた。
 市内の桜はエゾヤマザクラが咲いてから、ソメイヨシノが開花するが、12日にはまだソメイヨシノの開花が見られない。既に昨年の4月30日の開花から、2週間近く遅くなっており、天候の回復とともにソメイヨシノも一斉にに開花するものと見られる。
 最近の天候不順は、農作業にも影響を与えており、市内塩谷の農家は「110日から2週間程度作業に遅れが出ており、1日も早い天候の回復を祈るばかりだ」と 雨の中、空を見上げていた。